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インテル、組み込み機器向けAtomにFPGAを統合
インテルは、AtomのパッケージにFPGAを統合した「Atom E600C」シリーズを発表した。組み込み機器用として構成を柔軟にカスタマイズできるのが特徴だ。
今回発表された「Atom E600C」シリーズは、すでに登場しているAtom E600シリーズにアルテラのFPGAを統合してシングルパッケージにしたモデルだ。そのため、Atom E600シリーズでサポートするHyper-Threading TechnologyとIntel Virtualization TechnologyはAtom E600Cシリーズでも対応する。
プログラムによって入出力インタフェースやメモリインタフェースの構成などが自由にカスタマイズできるFPGAを統合したことで、組み込み用のCPUで求められる多様なカスタマイズ需要に容易に対応できるほか、設計プロセスの簡易化によって製品投入を短期間でできるのがメリットとインテルは説明している。
今回登場するAtom E600Cシリーズは「Atom E665CT」、「Atom E665C」、「Atom E645CT」、「Atom E645C」、「Atom E625CT」、「Atom E625C」の6モデルで、出荷開始はAtom E665CT、Atom E665C、Atom E645CT、Atom E645Cが11月24日から60日以内、Atom E625CTとAtom E625Cは2011年第1四半期からの予定とされている。
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モデル名 | 動作クロック | グラフィックスコアクロック | TDP | 動作環境 |
---|---|---|---|---|
Atom E665CT | 1.3GHz | 400MHz | 3.6ワット | -40~85度 |
Atom E665C | 1.3GHz | 400MHz | 3.6ワット | 0~70度 |
Atom E645CT | 1.0GHz | 320MHz | 3.6ワット | -40~85度 |
Atom E645C | 1.0GHz | 320MHz | 3.6ワット | 0~70度 |
Atom E625CT | 0.6GHz | 320MHz | 2.7ワット | -40~85度 |
Atom E625C | 0.6GHz | 320MHz | 2.7ワット | 0~70度 |
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