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プリントもクラウド対応に、今後は「生活価値の提供」も──キヤノン「PIXUS」新モデル発表会新CMキャラクターに芦田愛菜さん(2/2 ページ)

キヤノンがPIXUSプリンタの2011年秋冬モデルを発表。高速・高画質プリント+多機能複合機としての機能のほか、スマートフォン+クラウドサービス連携など、昨今ニーズが生まれつつある利用シーンを想定した特徴を多く備える。

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新CMキャラクターに「芦田愛菜」さん

 個人向けプリンタの市場は、製品の多機能化に応じて買い換えサイクルが長めになってきている。「個人向けプリンタ市場は年々ユーザーの買い換えサイクルが伸びつつあり、全体的に安定はしているが成長率は微減傾向(約97%)にある。また、市場全体では震災の影響も要因にあったが、その中で弊社は4月~6月期の出荷伸び率104%、年間(12月まで)103%増で着地すると見込んでいる。マーケットシェアナンバーワンとともに、さらなる顧客満足の向上、合わせて社会貢献活動などにも力を入れ“写真の価値”がもっと伝わるようなメッセージを発信したい」(キヤノンマーケティングジャパンの川崎社長)

 また、プリンタ機器における最重要商戦期である「年賀状・年末商戦」向けの施策も改めて強力に推進する考えだ。「年賀状市場で家庭用プリンタがここまで成長した。昨今年賀状離れが進んでいると聞くが、機能の進化でより便利になったPIXUSシリーズで再度年賀状文化を啓もうし、そのお役に立ちたいと思う」(キヤノンマーケティングジャパン専務執行役員の佐々木統コンスーマイメージングカンパニープレジデント)

被災した写真を清掃・補修、残ったネガから新たにPIXUSプリンタでプリントして届ける震災復興支援活動を実施。震災の影響はあったが、2011年の年間伸び率は103%の伸びとなると予測する。2010年モデルのMG6130は、96%のユーザーが無線LAN環境で使用し、満足度も高かった。また、改めて「プリンタを通じた年賀状文化の啓もう」にも取り組む

 CMキャラクターは岡田将生さんと芦田愛菜さんを起用する。研究員にふんしたふたりが「選べる3色/3スタイルPIXUS」をテーマに新モデルの魅力を検証する内容のテレビCMが9月8日より始まる。

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CMキャラクターの岡田将生さんと芦田愛菜さん

 
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