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仕事が遅いのはボクのせいじゃない――「液晶タブレットモニター」を導入してみたなんだか“微妙”なヤツを試してみよう(2/2 ページ)

“ボクの仕事が遅いのはディスプレイがないからだ!”半年経っても仕事が速くならないので、ディスプレイを導入することにした。選んだのは、上海問屋の“ちょっと変わった”ディスプレイ。

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ペンを2本使ったマルチタッチに対応

 ペン先の光に反応するためか、専用ペンを使った操作は誤作動が少なく快適だ。ペンを2秒ほど押し当てると右クリックとなる。マルチタッチに対応しており、画面のピンチイン/アウトでの表示拡大や縮小が可能だ。フリック操作も可能で、Webページの進む/戻るなどの操作を割り当てられる。

ペン先の光に反応するためか、専用ペンを使った操作は誤作動が少なく快適だ(写真=左)。マルチタッチに対応しており、画面のピンチイン/アウトでの表示拡大や縮小が可能(写真=右)

 仕事で使う場合は、個人で使うよりも複数人で使う方が効果を発揮しそうだ。図表に手描きで説明を書き込むなど、打ち合わせや会議への用途に向くと思う。会議室に1台置いてあるといいかもしれない。

ペンを当てると、左端にスクリーンキーボードを起動するウィンドウが現れる

 また、2本のタッチペンのほかにレーザーポインタも付属する。レーザーポインタをディスプレイに照射すると左クリックとなるが、狙いが定めづらく、通常の操作には向かない。プレゼンテーションなど、画面のどの部分をクリックしてもよい場合か、狙いが定めづらいことを利用してゲームをするなど、レーザーポインタでポイントできるのは面白いが、用途は限られるだろう。

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CD-ROMや2本のタッチペンのほかに、レーザーポインタが付属する(写真=左)。レーザーポインタによる操作は、プレゼンテーションなど、画面のどの部分をクリックしてもよい場合で使うとよい(写真=右)

タブレット感覚でネットサーフィンできる

 仕事ではなく、プライベートでこのタッチ操作を使う場合は、少し倒して(大体70度ぐらいがちょうどいい)使うといい。設置面に対して垂直に近い角度だと、ペンを利用しづらいからだ。タブレットのような感覚で使えるので、だらだらと「ネットサーフィン」をしたりゲームしたりするとしっくりくる。

 Webサイト表示では、フリック操作でブラウザの進む/戻るが行える。これは相性がいい使い方だ。ゲームについては、マウス操作が主体になるパズルゲームなどが面白い。米PopCap Gamesの「Bejeweled」(ビジュエルド)で遊んでいたらつい夢中になってしまった。なるほど、確かにマウスでやるより速いし、何なら両手にペンを持って遊べば速さは2倍になるじゃないか……あれ、おかしいな。仕事を速くするために導入したはずだったのに。

 「ほう、仕事中に遊ぶとは暇なんだな」

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