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GIGABYTE、“Intel 22nm CPUs”対応マザーボードを5モデルも!2012 International CES(2/2 ページ)

“家電の祭典”にもPCパーツベンダーは参加してる(その目的はPCとタブレットデバイスだが)。2012 CESで注目の“Z77”なマザーをGIGABYTEのブースでチェック!

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G1.Killerも第3世代でIntel Z77 Expressに

 G1.Sniper 3は、従来のエンスージアスト、特にゲーミングユーザー向けのマザーボードラインアップ「G1 Killer」シリーズのミドルレンジモデルで、型番的には、Intel Z68 Expressチップセットを搭載するG1.Sniper 2の後継となる。展示していたのはエンジニアリングサンプルで、G1.Killer独特のミリタリーなデザインが施されていないものの、製品では従来と同じテイストになるという。G1.Sniper 3でも、オンボードに電源、リセット、CMOSクリアの各スイッチと駆動電圧測定インタフェース、mSATAスロットを備える。

G1.Sniper 3。エンジニアリングサンプルで“デザイン”は製品版と大きく異なる

 メモリスロットは4基、拡張スロットでは、グラフィックスカードに対応するPCI Express x16対応をGA-Z77X-UD5より多い4基を載せる、ほかには、PCI Express x1を2基とPCIという構成だ。バックパネルには、2基のギガビットイーサと6基のUSB 3.0、そして、映像出力インタフェースとして、アナログRGB、DVI、HDMI、DisplayPortを備える。

バックパネル搭載インタフェースの構成と(写真=左)、Serial ATAインタフェースの構成(写真=右)

 オンボードコントローラでは、サウンドコントローラにSound Blaster Recon3Dでも使われている「CA0132-4AN」を載せるほか、Serial ATA 6GbpsコントローラのMarvell「88SE9172-NNX2」、DVI-HDMIブリッジコントローラの「P12VDP 411LSZBE」、IEEE 1394を制御する「VT6308P」、インテルのギガビットイーサコントローラの「WG82579V」、USB 3.0コントローラの「VL810-Q8」2基を目視で確認できた。

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オンボードで用意する各種ボタンと駆動電圧測定インタフェース(写真=左)。Serial ATA 6GbpsコントローラのMarvell「88SE9172-NNX2」(写真=中央)。サウンドコントローラの「CA0132-4AN」(写真=右)

 「G1.Sniper M3」は、G1,Sniper 3のmicro ATX版で、拡張スロットがPCI Expressx16対応の3基とPCI Express x1に減り、バックパネルではギガビットイーサが1基に、USB 3.0が2基、USB 2.0が4基、eSATA、アナログRGB、DVI、HDMI、DisplayPortという構成になった。オンボードの機能でも、電源、リセット、CMOSクリアの各ボタン、駆動電圧測定インタフェース、POSTインジケータが省かれている。

 オンボードコントローラでは、サウンドコントローラの「CA0132-4AN」とインテルのギガビットイーサコントローラ「WG82579V」を実装するほか、GA-Z77X-UD5で載せていた2基の「ASM1442」などが目視で確認できた。

G1.Sniper M3
バックパネル搭載インタフェースの構成と(写真=左)、Serial ATAインタフェースの構成(写真=右)

地味ながら注目したい“B75”マザー

 「GA-B75M-D3H」は、説明ボードによると「Intel B75 Express」チップセットを搭載するマザーボードで、Intel Z77 Expressチップセット搭載マザーボードと同様に、LGA 1155を搭載して利用できるCPUには「Intel 22nm CPUs and 2nd Gen」とある。

GA-B75M-D3H

 メモリスロットは4基、拡張スロットは、PCI Express x16対応が2基のほかに、PCIも2基用意する。Serial ATAインタフェースは、Serial ATA 6Gbps対応が2基にSerial ATA 3Gbps対応が4基となる。バックパネルに搭載するインタフェースは、2基のUSB 3.0と4基のUSB 2.0、ギガビットイーサ、そして、映像出力としてアナログRGBとDVI、HDMIを備える。なお、mSATAスロットは搭載しない。

 オンボードコントローラでは、ギガビットイーサ用としてRealtekの「RTL8111F」、サウンドコントローラに同じRealtekの「ALC887」、2基の「ASM1442」を載せているのを目視で確認できた。

バックパネル搭載インタフェースの構成と(写真=左)、Serial ATAインタフェースの構成(写真=右)
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