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「まあ、バルク品増えてますよね」――2万円台のSandy Bridge-Eが登場!古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

Sandy Bridge-Eで初の4コアタイプとなる「Core i7-3820」が登場。リテール版は品薄で、バルク品は比較的潤沢に出回っている……って、最近バルクのCPU、多くない?

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「HD 6850あたりと勝負できる」――デビューから好調なRadeon HD 7770搭載カード

玄人志向製HD 7770/7750搭載カードの入荷を知らせる、ソフマップ秋葉原本館のPOP

 グラフィックスカードで目立っていたのは、AMDのミドルレンジGPU「Radeon HD 7770/7750」を搭載したモデルだ。価格はHD 7770カードが1万5000円前後から2万円弱で、HD 7750カードは1万2000円弱から1万6000円前後となる。在庫は潤沢。

 Radeon HD 7770/7750は、HD 7000ファミリーのミドルレンジGPU。リファレンスデザインの場合、両カードともGDDR5メモリを1Gバイト積み、ピーク電力はHD 7770カードが80ワットで、HD 7750カードが55ワットとなる。この低消費電力な仕様から、HD 7750の標準カードは補助電源を必要としない。

 どちらのカードも評判は上々だ。ソフマップ秋葉原本館は「HD 7770カードはHD 6850に匹敵する性能を持ちつつ、断然省エネですし、価格も2万円以下と、文句なしの状態です」とベタぼめする。ドスパラ パーツ館も「どちらかといえばHD 7770カードがよく売れていますが、補助電源なしで使えるHD 7750カードも今後安定した支持が得られそうです」と話していた。

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 その一方で、1月末に登場した上位のHD 7950カードも一部ショップで値下がりが始まっている。例えば、ツートップ秋葉原本店は、SapphireやHIS製カードで5000円近い値下げを実施中だ。同店は「ウチ独自の値下げなのでダメージが大きいですが、こうでもしないと“動かない”んですよ。上にはより高性能なHD 7970がありますし、下にはもっとリーズナブルなHD 7770/7750が登場しましたし……」ともらしていた。

ドスパラ パーツ館に並んだRadeon HD 7770カード(写真=左)。フェイス秋葉原本店に並んだHD 7770/7750カード。OCモデルも初回からいくつも見られた(写真=中央)。ツートップ秋葉原本店でみかけた、HD 7950カードの値下げ(写真=右)

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