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アーティストとのコラボで、マウスに“付加価値”を世界で最も人気のあるデザインマウス(1/2 ページ)

日本マイクロソフトが「Wireless Mobile Mouse 3500 Artist Edition」のデザインを手掛けたケンゾー・ミナミ氏を招いて、トークイベントを開催。ケンゾー氏が独特のデザイン手法を語った。

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デバイスで個性を主張する時代

米Microsoftが初めて開発したマウス「Mouse with Windows 286」を説明する同社執行役 コンシューマー&パートナーグループリテールビジネス統括本部長の五十嵐章氏

 日本マイクロソフトは6月15日、2012年4月に発売した「Wireless Mobile Mouse 3500 Artist Edition」のデザインを手掛けたケンゾー・ミナミ氏を招き、トークイベント「SUPER PEDANTRY―ケンゾーミナミの超衒(げん)学的世界―」を開催した。

 ケンゾー氏は、ニューヨークを拠点に活動するグラフィックアーティストだ。ナイキ、リーボック、ユニクロの製品デザインを手がけるほか、自身のアパレルブランド「KENZOMINAMI」も立ち上げている。

 イベントでは、同氏のトークセッションに先駆けて、日本マイクロソフト執行役 コンシューマー&パートナーグループリテールビジネス統括本部の五十嵐章本部長が、同社のマウス製品を振り返った。

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 米Microsoftは1982年からハードウェア事業を展開しており、2012年はハードウェア事業の30周年にあたる。1983年に同社最初のマウス「Mouse with Windows 286」を発売してから、1999年に光学式マウスを、2008年に青色LEDをセンサーに使ったBlueTrackマウスを開発するなど、OSとともに新しいハードウェアの開発に注力してきた。

同社はマウスをはじめ、キーボードなどさまざまな入力デバイスを開発してきた

 アーティストとコラボレートした、Artist Editionをラインアップに加えたのは2011年からだ。五十嵐氏は「時代に合わせてマウスは進化している。仕事で使うための道具だったマウスは、黒やグレー、白といった色が中心だった。家でPCが使われるようになってからは、さまざまなカラーバリエーションを展開するようになった。現在は、Ultrabookやタブレットなどデバイスを外で持ち歩いている。ケータイのデコレーションなどもそうだが、デバイスで個性を主張する時代になった」と述べる。

当初はモノクロだったマウスも、カラーバリエーションが増え、アーティストとコラボしたデザインを採用するようになった

 コラボレートするアーティストは、世界各国のハードウェア担当者が候補を挙げて、試作品を作成し、世界中のMicrosoftが自国でどれだけ売れるかを予想する。そして、世界中での販売見込みが多い順に発売、販売されない製品もあるそうだ。ケンゾー氏の作品は全世界のMicrosoftで最も人気が高かったという。

ケンゾー・ミナミ氏がデザインしたマウス

 マウスのデザインについてケンゾー氏は、「マウスは人とPCの接点。マウスを握る手の骨組みの構造や、神経組織のネットワーク、回転ダイヤル式電話などと融合させた。可能性の広がりを意識し、無限大マークや、巨大な数詞を外見に散りばめている。そこに気付く人がいればうれしいが、まったく気付かずにただカッコイイと思ってくれるだけでも別に構わない」と語った。

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