第1回 dynabook RX3ユーザーが乗り換えを即決した、「dynabook R732/W5」の魅力:「dynabook R732」(2012年秋冬モデル)ロードテスト(2/2 ページ)
ノマドなライター仕事には、それ1つで全ての作業が完結する“万能”な業務マシンが不可欠。「dynabook R732」はまさにその条件にぴたりと当てはまる。2年使った「dynabook RX3」とも、いよいよ別れのときがやってきたようだ。
よし、「dynabook R732/W5」に買い換えだ
導入したのは東芝ダイレクトオリジナルモデルの「dynabook R732/W5(PR7325UGACBW)」である。dynabook R732はもう少し低価格な構成も選択できるが、これは、今後数年に渡り業務にフル活用するメインマシン。仕事道具に妥協してはならないのである。
買い換えにおいて背中を押したのは、新OSであるWindows 8登場のタイミングであったこと、そして東芝ダイレクトのオリジナルモデルは光学ドライブにBlu-ray Discドライブを選択できる点であった(R732/38Gなど、R732の店頭モデルはDVDスーパーマルチのみ)。また、dynabook R732は、RX3で不満だったWebカメラも普通に実装されているし、SSDも256Gバイトと旧PCの倍の容量を確保する。
OSのWindows 8は、Proエディションでオーダーできるのも東芝ダイレクトならでは(一応、店頭モデルにもProエディションをインストールするR732/39Gもあるのだが)。CPUは標準電圧版のCore i7-3520M(2.9GHz/最大3.6GHz)、そしてメモリは最初から8Gバイトと余裕のある仕様をおごってしまった。ともあれ、ズバッと高性能化しつつ、慣れたPC利用環境はそのままでOK──とできたのが決定打である。
液晶ディスプレイは13.3型ワイド(1366×768ドット)。モバイルデータ通信のためのWiMAXを内蔵し、バッテリー動作時間は余裕ある13時間。そして、光学ドライブを内蔵しながら重量は約1.44キロ(標準バッテリー装着時)とほどよく軽量であり、モバイル性能も申し分ないスペックとなっている。
ちなみに東芝ダイレクトでは、光学ドライブのほか、メモリの増設、ACアダプタの買い足し、大容量バッテリーパックやOfficeの有無やエディションなどを選んで購入することができる。前述したポート拡張ユニットも、PC本体と同時購入なら2000円オフとちょっとオトクになっている(私はRX3のをそのまま使い回せるので不要だが)。
(続く)
次回は「では、どれだけ快適になるか」。2年前の旧PCとdynabook R732/W5、実速度と体感速度がどれだけ違うかをチェックする。
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