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「不幸袋」はもうないけれど……2013年元旦のアキバで運試し古田雄介のアキバPickUp!(1/2 ページ)

元旦から往来に人が溢れるアキバ。自作街の賑わいを探りつつ、2007年以来の運試しで福袋を2つ買ってみた。

普通に福が期待できる幸せ――2013年アキバ電気街の福袋

 2007年年初、複数のPCパーツショップで買った福袋は難易度が高かった。クレバリー1号店で買った名物の「不幸袋」の中にあったのは、会計ソフトやHPの純正インクカートリッジ、Everio専用ケースなど、条件があわないと使えない品たち。ツートップ秋葉原本店の福袋には、PCパーツと何ら関係のない焼き肉グリル。福とは何か、と悩んだ記憶がある。

2007年に2000円で購入した、クレバリーの「不幸袋」。別売りオプション系以上に場所をとっていたのは、3年前のハガキソフトだった(写真=左/中央)。2007年に購入したツートップ秋葉原本店の5000円福袋。焼き肉グリルの重みが福袋全体のワクワク感を高めていた。5年前に捨てた(写真=右)

 それから6年経った2013年元旦。久しぶりに福袋で運試しをしてみた。最近は低価格帯でも、業界全体で福が控えめな福袋は少なくなっているという。某ショップは「客層が広がって、昔みたいな冗談は通じない場合も増えたところはありますね。もちろん当たりハズレはありますが、がく然とするような大ハズレはかなり減っていると思いますよ」と話していた。

 まずはソフマップ秋葉原リユース総合館の福袋。「ハードディスク福袋」や「ウイルス対策ソフト福袋」など、ジャンルごとにバリエーションが用意されていたが、昼過ぎには半数以上が売り切れていた。ぎりぎり在庫が残っていた「電子書籍端末袋」を5980円で購入。

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 中身は「kobo Touch」と専用ブックカバーの2点セット。普通に購入すれば1万円(本体が約8000円、カバーが3000円前後)を超える組み合わせなので、かなりお買い得度は高い。開けた瞬間、「あー、やっぱりかー……」と口から出たのは気のせいだと思う。繰り替えずが、かなりお買い得度は高い。構成にむだがなく、2つを組み合わせてすぐに電子書籍が楽しめる。

ソフマップ秋葉原リユース総合館の福袋コーナー(写真=左)。福袋の中身。組み合わせて利用できる、実用性の高いセット内容だ(写真=右)

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