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第7回 バッテリーはどれくらい持つ?――「Surface RT」「Surface RT」の“ここ”が気になる(2/2 ページ)

「Surface RT」日本向けモデルの特徴や気になるポイントを追っていく。第7回はSurface RTのパフォーマンスについてチェックする。ベンチマークテストを行い、性能やバッテリー動作時間を確認した。

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バッテリー動作時間はまずまず、発熱も問題なし

 Surface RTは容量31.5ワットアワーのバッテリーを内蔵し、最大約8時間動作するとしている。バッテリー動作時間のテストは、電源プランを「バランス(ディスプレイの輝度40%)」、無線LANをオン、Bluetoothをオフという条件で、MPEG-4 AVC/H.264(Baseline Profile)形式の1080p動画ファイルをリピート再生させて行ったが、6時間35分が経過したところでバッテリー残量が5%となりシャットダウンした。

 公称値の8時間には及ばないが、外で動画を見続けるといった使い方をしない限りは、外でも「そこそこ長時間利用できる」と評価できるレベルだ。Officeで文書を作成するといった用途であれば、動作時間はもう少し延びると考えられる。ただし、現状でWindows RTはTegra 3の大きな特徴の1つである省電力なコンパニオンコア(低電力のタスクを担当)を利用できず、NVIDIAはこれをサポートすべく開発中という。AndroidタブレットのようにTegra 3の性能を最大限に引き出せないのは惜しい。

 ボディの発熱についても特に問題はなさそうだ。しばらく使っていると本体裏面のカメラの周辺あたりがじんわりと温まってくるが、不快に思うほどではない。室温25度の環境で1時間ほど1080p動画ファイルを再生させた後、裏面の表面温度を計測すると最高で32度前後だった。

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 Surface RTの充電は付属のACアダプタ(12ボルト/2アンペア)を用いて行う。ACアダプタの本体サイズは45(幅)×65(奥行き)×28(高さ)ミリ、重量は実測で約124グラムと小型かつ軽量だ。光沢を抑えた黒色のボディからは、ACアダプタもSurface RTに合うようにデザインしたことが感じられる。

 本体とACアダプタは磁石内蔵のコネクタで接続する。うまく磁力でくっつかず、接続したつもりができていなかったといったこともあったので、充電が行われているかどうか、コネクタに搭載されている白色LEDランプで確認することをおすすめしたい。バッテリー残量が5%の状態から約2時間で満充電となる。

Surface RTに付属する専用のACアダプタ。端末のイメージと合ったデザインで好感が持てる(写真=左)。磁石内蔵のコネクタで本体と接続する。接続中はコネクタに内蔵する白色LEDランプが点灯する(写真=右)

 ただし、ACアダプタ以外の充電方法がないことには注意が必要だ。iPadやAndroidタブレットは5ボルトのUSB経由で充電できるものも多いが、Surface RTではUSB充電には対応しない。本機のバッテリー動作時間は短くはないものの、今どきのタブレットならUSBバッテリーなど汎用の方法も使えるようにしてほしかった。


 Surface RTは(ARM版ではあるものの)OSにWindowsを搭載し、キーボードカバー(Type Cover)による快適なタイピング環境も備えるため、既存のノートPCと同じようなパフォーマンスを期待するかもしれないが、Windows RTはWindows 8に比べて制限がとても多く(特にアプリケーション)、ノートPCに比べれば絶対的な性能も劣る。

 しかし本機はあくまでWindows搭載のタブレットだ。タブレットとして評価をするなら、十分なバッテリー動作時間や軽快な動作を実現しており、スナップ機能などほかのタブレットにはできない使い方も可能な優秀なマシンといえる。現時点でOffice 2013 RTという付加価値はあるが、今後そのほかのアプリも充実すれば、タブレットとしての素性のよさをより発揮できるだろう。

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