三菱、IPSパネル×狭額縁デザインの23型ワイド液晶ディスプレイ2機種:応答速度3.2msを実現
三菱電機は、23型ワイドのIPS液晶ディスプレイ2機種を発売する。狭額縁かつベゼルとパネル間をフラットにした新デザインを採用しており、動画の視聴に集中できるという。
三菱電機は5月15日、液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE」シリーズの23型フルHDモデル2機種を発表した。ラインアップはグレアパネル液晶を搭載する「RDT235WX-S(BK)」とノングレアパネル液晶を搭載する「RDT235WX(BK)」だ。2013年5月31日に発売する。価格はオープンで、実売価格はRDT235WX-Sが4万4800円前後、RDT235WXが4万2800円前後となる見込み。
本製品は、ベゼルとパネル間の段差を減らした新デザインを採用したのが特徴だ。上部と左右のベゼル幅も12ミリと狭く、画面に集中できるとしている。操作ボタンはタッチ式で、バックライトでアイコンを表示する。
MHL対応HDMI入力を備え、スマートフォンの画面出力も可能。付属のリモコンでアプリの操作も行える。親画面とスマートフォンの画面を並列するPoutP表示では、スマートフォンの解像度に合わせて4種類(9:16、10:16、4:3、カスタム)のアスペクト比を選択できるほか、子画面として表示するPinP表示にも対応した。
このほか、映像処理による信号遅延時間をOSDに表示する「フレーム遅延時間表示」機能、ゲームプレイなどに向く“スルーモード”(遅延時間0.1)、超解像技術や独自の高画質技術をもたらす画像処理専用LSI「ギガクリア・エンジンII」といった特徴を従来モデルから引き継ぐ。
主なスペックは解像度が1920×1080ドット、輝度は250カンデラ/平方メートル(RDT235WXの場合。RDT235WX-Sは230カンデラ/平方メートル)、コントラスト比は1000:1(CROオン時で8000:1)、広視野角が特徴のIPSパネルを採用しながら、オーバードライブ回路を工夫したことで応答速度は3.2ms(GTG)を実現した。視野角は上下/左右で178度。表示色は約1677万色だ。
映像入力インタフェースはアナログRGB、DVI-D、HDMI、MHL対応HDMIの4種類を用意し、音声入出力と2ワット+2ワットのステレオスピーカーも備えた。スタンドは上20度/下5度のチルト調整が可能だ。本体サイズは533(幅)×171(奥行き)×390(高さ)ミリで、重量は約4.5キロ。
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