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コスパ重視のノートPC新シリーズ――「HP 1000」「HP 2000」2013年PC夏モデル

日本HPが低価格をコンセプトとするノートPCの新シリーズ「HP 1000」「HP 2000」を投入した。Celeronを搭載するエントリーモデルは4万円台で購入可能だ。

4万円台からの低価格ノートPC「HP」シリーズ登場

HP 2000(製品版は日本語キーボードになる)

 日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)のノートPC新シリーズとなる「HP」シリーズは、従来のPavilionシリーズよりもシンプルな構成で低価格を実現したモデルだ。今回日本HPが投入したのは、14型ワイドモデルの「HP 1000」と15.6型ワイドモデルの「HP 2000」2機種で、HP 1000は同社直販サイト“HP Directplus”で2013年7月2日に、HP 2000は量販店で2013年7月4日に販売を開始する。

 いずれの機種もCPUにCeleron B830(1.8GHz)を搭載するエントリーモデルと、Core i5-3230M(2.6GHz/最大3.2GHz)を搭載するスタンダードモデルを用意、ボディカラーはブラックリコリス1色となる。

 CPUを除くHP 2000の主な仕様は、メモリが4Gバイト(4Gバイト×1、PC3-12800)、ストレージが500GバイトHDD(5400rpm)、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブだ。15.6型ワイド液晶ディスプレイは1366×768ドット表示に対応し、グラフィックスはCPU統合グラフィックスを利用する。

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 インタフェースはUSB 2.0×3、アナログRGB出力、HDMI出力、SDメモリーカードスロット、音声入出力、約92万画素のWebカメラなど。キーボードは90キー配列のアイソレーションタイプで、キーピッチが約19ミリ、キーストロークは約1.5ミリとなる。無線通信はギガビットLANとIEEE802.11b/g/nの無線LAN、およびBluetooth 4.0を利用可能だ。OSは64ビット版Windows 8をプリインストールする。

 本体サイズは376(幅)×247(奥行き)×30.5~35.8(厚さ)ミリで、重量は約2.45キロ。バッテリーは6セルのリチウムイオンバッテリーを搭載しており、バッテリー動作時間はエントリーモデルが約5時間30分、スタンダードモデルが約6時間となる。想定実売価格はそれぞれ5万5000円前後と7万7500円前後。

HP 1000(製品版は日本語キーボードになる)

 直販限定の14型モデルとなるHP 1000の仕様は、メモリ容量(4Gバイト~8Gバイトまで選択可能)やストレージ容量(320Gバイト)を除く仕様がHP 2000とほぼ共通する。本体サイズは342(幅)×231(奥行き)×35.5(高さ)ミリで、重量は約2.2キロ。バッテリー動作時間はエントリーモデルが約6時間、スタンダードモデルが約6時間半となる。最小構成価格はそれぞれ4万4100円(税込み、以下同)と6万4050円。

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