上司へのイライラを「お絵かきボード付きiPhoneケース」で解消する:なんだか“懐かしい”ヤツを試してみよう(1/2 ページ)
背面に“お絵かき”できるボードを搭載したiPhoneケースを入手した。なんだか不思議なアイテムなので、いろんな使い道を探ることにした。
子供向け? 大きなお友達向け?
世の中にはさまざまなiPhoneケースがあるが、「お絵かき」できるボードを背面に搭載したものはあまり見かけない。どこかで似たような子供向け製品を見かけた気もするけれど、子供はまだ自分のiPhoneを持っていないのではないか。では、童心に返りたい大人向けのもの?――本製品の使い道について、謎は深まるばかりだ。
「お絵かきボード付き iPhone5S/5用ケース」は、昭和生まれにはどこか懐かしさを感じさせるiPhone 5s/5用プラスチックケースだ。ひもでつながれた付属のペンで絵や文字を書けるボードを背面に搭載し、つまみを左右にスライドさせると書いたものを消すことができる。重量は約22グラムと軽量だ。カラーバリエーションはホワイト、ブラック、ピンクの3色を用意している。
早速文字を書いてみたが、端にいくほど入力域の筆圧検知が低くなっていく。視認性を考えると4文字が限界といったところで、あまり細かい書き込みはできない。本当に一言だけ添えるか、ボードの真ん中にイラストを描くなどの使い方が現実的だろう。手元にゴールドカラーに修正されたiPhone 5sがあったので、早速装着してみた。タブレットアームスタンドで少々堕落してしまった(?)悩める女子社員Yさんに使ってもらった。
パターン1:後輩とコミュニケーション
2年目社員のYさんにも後輩ができた。だが、話すきっかけがなかなか見つからない。ちょうど休憩で同席することになったので、本製品を使ってコミュニケーションを図ってみた。
ちょっと見にくいが「元気?」と書き込んでみた。
本当は「最近どう?」と書きたかったが、長くて書けなかった。だが、話のきっかけとしては十分だろう。平成生まれの後輩にとっては本製品が珍しいらしく、結果的に会話が弾んだ。
パターン2:緊張をほぐす
緊張したときは、手のひらに3回「人」と書きなさい――よく聞く言葉だ。だが、手のひらだとあまり書いている実感がない。実際に目視できると、より緊張もほぐれるはず……というわけで、本製品の出番だ。
「人、人、人」
3つ書かれた人という字を見ると、心が段々と落ち着いていく気がする。書いた字を消さないといけないシュールさも相まって、いつの間にか緊張も解けていた。ここぞという場面で使ってみたい。
パターン3:暇つぶし
起床時や通勤時、休み時間に就寝前、気がつけばいつもスマートフォンを触っていることに気付く。だが、いつもスマホの画面を見ていると目が疲れてしょうがない。たまには気分を変えて、お絵かきボードを使った目に優しい暇つぶしをしてみたい。
黙々とボードを塗りつぶす、○×ゲームをする、思いついた顔文字を描いてみるなど、意外といろいろできる。まさに童心に返るという本製品のコンセプトをそのまま体現する使い方と言える。
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