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世界初! アイ・オー、4K対応のUSBグラフィックスアダプタ:USBから4K画像を引き出します
USB接続のグラフィックスアダプタといえば、低い解像度にしか対応しないなどの制限があることが普通だ。その制限を承知で、小さい液晶ディスプレイとの接続に使っている人もいる。アイ・オー・データ機器は4Kの解像度の画像を出力できるUSBグラフィックスアダプタを発表した。
アイ・オー・データ機器は2014年6月25日、USBグラフィックスアダプタの新製品「USB-4K/DP」を発表した。PCのUSB端子にこのアダプタを接続し、アダプタにディスプレイを接続すると解像度が4K(3840×2160ピクセル)の画像を表示できる。同社によると、4Kに対応するUSBグラフィックスアダプタは世界初だという。価格はオープンで、実売予想価格は1万4300円(税別)前後。7月中旬から出荷をはじめる予定。
PCとの接続にはUSB 3.0端子が必要になる。ディスプレイとの接続端子はDisplayPortだ。最大で4Kの解像度の画像を表示できるが、リフレッシュレートは30MHzにとどまる。アイ・オー・データ機器は動画ではなく、写真や地図、ビジネスソフトなど、動きが少ない画像の表示に向くとしている。
ディスプレイの解像度が1920×1080(フルHD)よりも低ければ、60Hz表示も可能だ。さらにPCが搭載するグラフィックスチップ次第では動画再生も可能だという。
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対応OSはWindows 7/8/8.1(32ビット、64ビットのどちらにも対応)。外形寸法は約44(幅)×14(高さ)×76(奥行き)ミリ。本体重量は約3.1グラム。50センチ長のUSB 3.0ケーブルが付属する。
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