レビュー
「New XPS 13」徹底検証 未来を先取りした狭額モバイルノートPC:理想のクラムシェル(2/5 ページ)
狭額縁デザインで人気を集めた「XPS 13」が、美しい見た目はそのままに新色ゴールドを追加、さらに第6世代Coreプロセッサー「Skylake」を搭載し、さらなる進化を果たした。前世代機に比べてパフォーマンスはどのくらい向上したのか、詳しく検証しよう。
上質感のあるアルミ+カーボンボディ
ボディのデザインは、先代モデルから継承している。底面部は奥側から手前側にかけて、ほぼフラットなラインで絞ったスリムなフォルムを採用している。
具体的なサイズは、約304(幅)×200(奥行き)×9~15(高さ)ミリで、これは先代機とまったく同じだ。重量はタッチパネル搭載のQHD+液晶モデルが約1.29キロ、フルHD液晶モデルが約1.2キロとなっている。評価機は前者で、実測重量は1295グラムと公称値通りの重さだった。
奥側からDC入力、Thunderbolt 3(USB 3.1 Type-C兼用)、USB 3.0、ヘッドフォン/マイク兼用端子がある。その手前にはバッテリー充電ステータスを表示するボタンとインジケーターがある。手前側にはステレオスピーカー(左)が配置されている
ボディの質感にも強くこだわっており、トップカバーとボトルカバーの材質にはアルミニウム合金を採用。コンピュータ制御で削り出した素材にサンドブラスト加工とアルマイト処理を行い、美しく仕上げている。
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評価機は新たに追加されたゴールドモデルで、いわゆる「シャンパンゴールド」というよりは少し濃い目だが、過剰にギラギラしすぎず、落ち着いた上質感のある色味のゴールドだ。
また、キーボードベゼル/パームレスト部分は、航空機にも使用されているハイグレードなカーボンファイバーに裏からマグネシウム合金を貼り合わせ、たわみなどがない剛性感、どこを持って不安を感じない堅牢性を実現している。
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