富士通、タッチ対応の4Kモデルなど 主力の15.6型ノートPCを刷新――「FMV LIFEBOOK AH」:2016年PC/タブレット春モデル
富士通が「FMV LIFEBOOK AH」シリーズの新モデル「AH90/X」「AH53/X」「AH45/X」「AH42/X」を発表。CPUが強化され、最上位モデルではハイレゾ音源と4K画質に対応。
富士通は1月18日、15.6型ノートPC「FMV LIFEBOOK AH」シリーズの新モデルとして「AH90/X」「AH53/X」「AH45/X」「AH42/X」の計4モデルを発表した。いずれのモデルもOSに64ビット版のWindows 10 Homeをプリインストールし、オフィススイートには「Office Home&Business PremiumプラスOffice 365サービス」が付属する。
タッチ操作に対応した最上位モデル「LIFEBOOK AH90/X」
UHD(3840×2160ドット)解像度の15.6型フルフラット液晶を搭載したAHシリーズの最上位モデル。タッチ操作に対応し、ハイレゾ再生対応のONKYO製スピーカーを内蔵。バックライトを備えたキーボードは、キーの部分に透明感のあるプリズムクリアキーを採用している。
基本仕様は、CPUがCore i7-6700HQ(2.6GHz/最大3.5GHz、4コア8スレッド)、メモリがDDR4 8GB(最大16GB)、ストレージが約1TBのHDDという構成で、光学ドライブはBDXL対応のBlu-rayドライブを採用。インタフェースには、SDメモリーカードスロット、USB 3.0×3(うち1ポートは電源オフUSB充電機能付き)、USB 2.0×1、HDMI出力、音声入出力などを備える。ワイヤレス機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LANとBuetooth v4.1を搭載。
外形寸法は約378.0(幅)×256.0(高さ)×25.7~27.4(奥行き)ミリ(突起部を含まず)で、バッテリーパックを含む重量は約2.5キロ。なお、バッテリー駆動時間は後日公開となる。発売日は2月中旬の予定で、実売想定価格は22万円強(税別)。
ハイレゾ対応スピーカーを搭載したハイエンドモデル「LIFEBOOK AH53/X」
15.6型のフルHD(1920×1080ドット)液晶を搭載したハイエンドノートPC。ハイレゾ再生に対応したONKYO製スピーカーを内蔵している点が特徴で、前モデルからCPU、メモリなどが強化されている。キーボードは、キーの部分が光を反射して輝く「プリズムクリアキー」となっている。カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、レッドの3色。タッチ操作は非対応。
CPUがCore i7-6700HQ(2.6GHz/最大3.5GHz、4コア8スレッド)、メモリがDDR4 8GB(最大16GB)、ストレージが約1TBのHDDで、光学ドライブはBDXL対応のBlu-rayドライブ。インタフェースには、SDメモリーカードスロット、USB 3.0×3(うち1ポートは電源オフUSB充電機能付き)、USB 2.0×1、HDMI出力、音声入出力などを備え、ワイヤレス機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LANとBuetooth v4.1を搭載。
外形寸法は約378.0(幅)×256.0(高さ)×24.7~26.4(奥行き)ミリ(突起部を含まず)で、バッテリーパックを含む重量は約2.3キロ。バッテリー駆動時間は約5.4時間。発売日は1月22日で、実売想定価格は20万円強(税別)。
デザインを刷新したスタンダードモデル「LIFEBOOK AH45/X」
ワイドHD(1366×768)解像度の15.6型ノートPC。前モデルからはデザインが一新。キーストロークが2.5ミリ、キーの押下圧が3段階式になったキーボードは上位モデルと同様だが、「プリズムクリアキー」は搭載せず、タッチ操作は非対応となる。カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、レッドの3色。
基本スペックは、プロセッサがCore i3-6100U(2.3GHz、2コア4スレッド)、メモリがDDR4 4GB(最大16GB)、ストレージが約1TBのHDD、光学ドライブがBDXL対応のBlu-rayドライブ。インタフェースは、SDメモリーカードスロット、USB 3.0×3(うち1ポートは電源オフUSB充電機能付き)、USB 2.0×1、HDMI出力、音声入出力などを備え、ワイヤレス機能は、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LANとBuetooth v4.1を搭載する。
外形寸法は約378.0(幅)×256.0(高さ)×24.7~26.4(奥行き)ミリ(突起部を含まず)で、バッテリーパックを含む重量は約2.3キロ。バッテリー駆動時間は約7.3時間。発売日は1月22日で、実売想定価格は16万円強(税別)。
バッテリー駆動で約9.2時間使えるエントリーモデル「LIFEBOOK AH42/X」
AH45/XよりもCPU、メモリ、光学ドライブなどのグレードを下げたエントリーモデル。AH45/Xと比べると、バッテリー駆動時間が約2時間も長い約9.2時間となっているが、本体はやや厚くなり、重量も約0.1キロ重い。カラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、レッドの3色。
CPUはCeleron 3205U(1.5GHz、2コア2スレッド)、メモリがDDR3 4GB(最大16GB)、ストレージが約1TBのHDDで、光学ドライブはDVD±R DL対応DVDスーパーマルチを搭載。インタフェースは、SDメモリーカードスロット、USB 3.0×3(うち1ポートは電源オフUSB充電機能付き)、USB 2.0×1、HDMI出力、音声入出力などを備え、ワイヤレス機能は、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LANとBuetooth v4.1を搭載する。
外形寸法は約378.0(幅)×255.9(高さ)×25.4~30.0(奥行き)ミリ(突起部を含まず)で、バッテリーパックを含む重量は約2.4キロ。バッテリー駆動時間は約9.2時間。発売日は1月22日で、実売想定価格は14万円強(税別)。
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