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Googleの軽量VR HMD「Daydream View」は79ドル、メガネ対応

通気性のあるジャージ素材で、重さ約220g。メガネをかけたまま装着可能。

 米Googleは10月4日(現地時間)、同社が開催した「Made by Google」イベントで、VR HMD(ヴァーチャルリアリティヘッドマウントディスプレイ)「Daydream View」を発表した。米国での販売価格は79ドルで、11月より順次販売を開始する。

Daydream View

 Daydream Viewは、「Google I/O」の基調講演で発表されたVRプラットフォーム「Daydream」に対応し、Gear VRのようにスマートフォン(最初の対応デバイスはPixel)を装着して使うタイプの低価格HMD。デベロッパはAndroidアプリとしてDaydreamアプリを開発できる。

Daydream ViewにPixelを装着すれば、Daydream対応のゲームやVR映像をすぐに楽しめる

 外装は通気性があるジャージ素材で、眼鏡をかけたままでも装着できるほか、顔パッドは手洗いも可能だ。本体サイズは106.2(幅)×166.8(奥行き)×98.6(高さ)mm、重量は約220g。Gear VRの約318gよりも98g軽い。カラーバリエーションは、Slate、Snow、Crimsonの3色。Slateが先行して発売され、他の2色は年内に追加される予定。

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Daydream対応スマートフォンをヘッドセットに挟んで装着する
着脱できる顔パッドは手洗いが可能
カラーバリエーションはSlate、Snow、Crimsonの3色

 また、ヘッドセットのほか、9軸IMUセンサーを内蔵するコントローラーが付属し、直感的に操作できる。こちらのサイズは35(幅)×105(奥行き)×17(高さ)mm、重量は約40g。接続はBluetooth。最長12時間の駆動が可能な220mAhバッテリーを内蔵し、USB Type-Cポート経由での急速充電に対応する。

9軸IMUセンサーを内蔵するモーションコントローラーを付属。バットを振る、スペースシップを操縦する、釣り竿を振るといった動作を直感的に行えるという

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