小物パーツの売れ筋からみる自作PCのトレンド:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
グラフィックスカードの支え棒や内蔵USB 2.0ハブなど、ちょっとした小物の新製品が注目を集めるときは市場のトレンドをうまい具合に反映していることが多い。そうした視点で自作PCのいまをみてみよう。
エントリーSSDとして「WD Green」が18日に復活!
ストレージ関連で目立っていたのは、Western DigitalのSSD「WD Green」だ。10月末に登場した同社初のSSDシリーズ「WD Blue」の下位にあたるシリーズで、11月18日に売り出される。
発売前予約を受け付けているTSUKUMO eX.の税込み価格は、2.5インチ(SATA)の240GBモデルが8280円、120GBモデルが4980円。M.2(SATA)の240GBモデルが8880円、120GBモデルが5680円となる。
同店は「懐かしのWD Greenですが、『(買収した)SanDiskの技術を使ったエントリーSSD』として受け止めている人が多いですね。反響は静かな印象です」という。
グラフィックスカードは、ASUSTeKのGeForce GTX 1060モデル「STRIX-GTX1060-DCO6G」が登場している。GDDR5を6GB積んだOCモデルで、カード長を218mmに抑えているのが特徴。HDMIとDP出力が2系統とDVI-D出力が1系統あり、税込み価格は3万7000円弱となる。ドスパラ パーツ館は「人気のSTRIXブランドのうえショート基板なので、コンパクトなケースでゲームしたいという人に人気が出そうです」と話していた。
また、ショート基板のグラフィックスカードとしては、ManliのGeForce GTX 1050カード「M-NGTX1050/5R8HDP」も登場している。175mm長のカードで、補助電源は不要。税込み価格は1万5000円弱となる。パソコンSHOPアークは「最安クラスのGTX 1050カードですが、品質には定評があって、メーカー2年保証もついています。悪くない選択肢ですよ」とプッシュしていた。
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