「Google Earth」刷新 まずはChromeブラウザで
「Google Earth」がアップデートされ、1クリックで3D表示にできるボタンや、BBCなどが提供するコンテンツを表示できる「Voyager」機能などが追加された。Chromeブラウザで既に使え、他のブラウザやモバイルアプリ版も段階的に更新される見込み。
米Googleは4月18日(現地時間)、Chromeブラウザ版とAndroid版の「Google Earth」を刷新したと発表した。Chrome版は既に使え、Android版は数週間かけて“ローリングアウト”していく。
起動後の画面の左側のメニューに、舵アイコン(Voyager)、サイコロアイコン(I’m feeling lucky)、付箋アイコン(お気に入り)、共有アイコンが追加された。また、右下の地球アイコンの周囲に「3D」が加わった。
Voyager(航海という意味)をクリック(タップ)すると、英BBCや米衛星画像企業DigitalGlobbeなどのサードパーティーが提供する地理や文化についてのコンテンツを選べる。Google EarthはChromebookで使えるので、教材として使えそうだ。
「I’m feeling lucky」は、Google検索でおなじみの機能のGoogle Earth版。サイコロをクリック(タップ)するとランダムな場所の情報カードが表示される。現在2万件のカードが用意されている。
Google Earthで気に入った場所を見つけたら、「共有」をクリックすることでその画面の一意のURLが生成されるので、それをメールやSNSで共有できる。ただし、相手も最新版のGoogle Earthをインストールしている必要があるので、本稿執筆現在はChrome以外のブラウザやiOS端末では共有できない。
iOS版およびChrome以外のブラウザ版Google Earthも“近い将来”アップデートする計画という。
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