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日本マイクロソフト、ランサムウェア攻撃に関する対策状況を告知――Windows XP/8用の更新プログラムも“例外的”に提供
日本マイクロソフトは、5月12日より各国で発生しているランサムウェアによるサイバー攻撃への対策状況をアナウンスした。
日本マイクロソフトは、5月12日(米国時間)より各国で発生しているランサムウェアによるサイバー攻撃についての対策状況を告知した。
同社では、該当のランサムウェアは Wanna Cryptorマルウェア (WannaCrypt、WannaCry、WannaCryptor、Wcryとも)の亜種であると推測しており、日本国内での攻撃報告も確認済みであると発表。2017年3月に修正された SMB v1 の脆弱性(MS17-010)を悪用しているもので、対策として最新のセキュリティ更新プログラムを導入することを推奨している。また、現時点ですでにサポートを終了しているWindows XP/Windows 8/Windows Server 2003についても、例外的にセキュリティ更新プログラムの公開が行われている。
同社製のマルウェア対策製品への定義ファイルは5月12日より提供が開始されており、該当のランサムウェアは「Ransom:Win32.WannaCrypt」として検出される。なお現時点では、WannaCryptで使用されている悪用コードはWindows 10には無効であることが確認されている、としている。
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