予約なしでiPhone Xをゲットするために準備しておくこと
発売日当日ゲットは可能なの? 購入前に何を準備しておくべき?
Appleは11月3日朝8時から、Apple StoreでiPhone Xの販売を開始します。すでに10月27日から予約は始まっており、初回出荷分は数分で完売となる人気ぶり。出荷予定は「5~6週間」となっており、今から予約しても発売日当日に手に入る希望はほぼないという状況です。
しかしあきらめるのはまだ早い! 初回予約の争奪戦に敗れた人たちでも、11月3日当日にiPhone Xを購入できる可能性があります。
3日早朝は全国的に曇りの予報
Appleのプレスリリースによると、発売日当日は「ほとんどの店舗では、予約注文なしで早めに来店されるお客さまに対してiPhone Xをご用意します」とのこと。Apple直営店では、当日分の在庫が用意されているようです。
iPhone Xは海外メディアで供給不足が報じられているので、当日在庫分の数はあまり期待できませんが、どうしても手に入れたい人は来店する価値があります。
なお、3日の天気予報は、全国的に曇りもしくは雨の予報です。いつも新型iPhoneが発売される9月と違って、朝はさらに冷え込むので、防寒対策は万全に。
購入前に準備しておくべきこと
もし当日手に入れられることになったとしても、事前準備をおこたってしまい購入できなかった、なんて事態が起きたら、悔やんでも悔やみきれません。購入前に準備しておくべきことを振り返っておきましょう(以下すべて税別)。
- 4つのモデルの優先順位を決める
iPhone Xはシルバーとスペースグレイの2色展開で、それぞれ64GBと256GBモデルが用意されています。もちろん人気のあるモデルから売り切れていくため、自分の番で第一希望のモデルがすでに完売していた場合を想定し、4つのモデルの優先順位を決めておきましょう。高揚感で冷静な判断ができなくなり、帰宅後に後悔しても遅いですから……。
- 下取りプログラムを利用するなら端末を忘れずに
Apple Storeでは下取りプログラムを実施しており、直営店で手持ちの端末を下取りに出すと、購入するiPhoneの価格から下取り額ぶんがその場で割引されます。iPhoneだけでなく、ガラケーや他社製のスマートフォンも対象となるため、下取りに出す端末がある場合は、準備と身分証明書の持参をお忘れなく。詳細はこちら。
旧モデルのiPhoneを下取りに出す場合、データのバックアップ、「iPhoneを探す」のオフ、iCloudのサインアウト、「すべてのコンテンツと設定を消去」をして初期化しておきましょう。Apple Watchユーザーはペアリングの解除を、Apple PayのSuicaは端末から削除しておくことも必要です。
- オプションも考えておこう
端末だけでなく、製品保証サービスのAppleCare+もどうするか考えておきたいところ。AppleCare+はiPhone購入日から30日以内であれば購入できますが、加入し忘れや購入直後の損傷もありうるため、あらかじめ検討していたほうが無難です。
iPhone X向けのAppleCare+は、2万2800円とiPhoneシリーズの中で最も高額です。しかし未加入時の修理代はさらに上を行き、画面の損傷が3万1800円、その他の損傷が6万800円と、スマホ1台を買えてしまうほどの価格。落下などの事故が心配な場合は、AppleCare+も含めた金額で支払額を計算しておきましょう。
なお、AppleCare+に加入すれば、通常90日間の保証とサポートが、iPhone購入日から2年間に延長されます。また画面の損傷は3400円/回、その他の損傷は1万1800円/回で最大2回まで受けることができます。
オプションといえば、iPhone X向けの純正ケースも用意されています。シリコーンケース(4800円)とレザーケース(5800円)は、9色のカラーラインアップがそろっています。純正初となる手帳型ケースのレザーフォリオ(1万800円)も魅力的ですが、当日それぞれ店舗にどれだけ在庫があるかは不明です。
- 一番大事……マネーの確保を
最後に、余計なお世話だとは思いますが、念のためクレジットカードの限度額や、財布の中の諭吉さんの枚数を確認しておくとより安心です。上記のように、本体以外にも、AppleCare+やアクセサリなど出費がかさむ場合があるほか、64GB狙いで行ったら256GBしかなく、買うに買えないという状況に陥る可能性もあります。ご利用は計画的に。
ITmediaでは、11月3日発売日の様子をレポートする予定です。3連休の初日がどんなお祭りとなるのか、お楽しみに!
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