「ThinkPad L」シリーズも2018年モデルに 13型の「Yoga」が新登場:CES 2018
ThinkPadブランドにおけるエントリーを担う「ThinkPad L」シリーズの2018年モデルが登場した。新たに13型の「Yoga」が登場する他、15型モデルでは外部GPU「Radeon 530」を搭載する構成を選択できるようになる。
Lenovoは1月4日(米国西海岸時間)、米ラスベガスで開催される「CES 2018」に先駆けてエントリービジネスノートPC「ThinkPad L380」「ThinkPad L380 Yoga」「ThinkPad L480」と「ThinkPad L580」を発表した。いずれのモデルも第8世代Coreプロセッサを搭載しており、価格はL380が449ドル、L380 Yogaが549ドル、L480が779ドル、L580が769ドルからとなる。米国では2月から受注を開始する予定だ。
(日本での発売は現時点では未定)
ThinkPad L380
「ThinkPad L380」はLシリーズの13.3型モデルの最新型。ボディーサイズは322(幅)×224.2(高さ)×18.8(厚さ)mmで、重量は1.46kg。ボディーカラーはブラックとシルバーを用意する。
メモリは最大32GB(DDR4)、ストレージは最大で512GBのSSD(PCI Express接続)を搭載できる。ディスプレイはマルチタッチ対応のフルHD(1920×1080ピクセル)液晶を搭載する。
端子類はUSB Type-C×2、USB 3.0×2、HDMIを備えている。バッテリー駆動時間は最大12時間(MobileMark 2014での計測値)となっている。電源はUSB Power Delivery(USB PD)で供給するようになっており、従来のThinkPadで使われている角形電源端子を持つアダプター類には対応しない。
ThinkPad L380 Yoga
「ThinkPad L380 Yoga」は、マルチタッチ対応の13.6型フルHD液晶を搭載する2in1タイプのノートPC。Lシリーズでは初めてのYogaモデルとなる。ボディーサイズは322(幅)×224.2(高さ)×18.8(奥行き)mmで、重量は1.56kg(最軽量構成)。ボディーカラーはブラックとシルバーを用意する。
メモリは最大32GB(DDR4)、ストレージは最大で512GBのSSD(PCI Express接続)を搭載できる。
端子類はUSB Type-C×2、USB 3.0×3、HDMIを備えている。バッテリー駆動時間は最大12時間(MobileMark 2014での計測値)となっている。電源はUSB Power Delivery(USB PD)で供給するようになっており、従来のThinkPadで使われている角形電源端子を持つアダプター類には対応しない。
ThinkPad L480
「ThinkPad L480」はLシリーズの14型モデルの最新型。ボディーサイズは335(幅)×235(高さ)×22.5(厚さ)mmで、重量は1.86kg(最軽量構成)。
メモリは最大32GB(DDR4)、ストレージは最大で512GBのSSD(PCI Express接続)または1TBのHDD(Serial ATA接続)を搭載できる。
ディスプレイの解像度はHD(1366×768ピクセル)かフルHDを選択できる。フルHDはタッチセンサーの有無も選べる。端子類はUSB Type-C×2、USB 3.0×2、HDMI、イヤフォンマイクを備えている。microSDメモリーカードスロットも用意されている。
バッテリー駆動時間は最大12時間(MobileMark 2014での計測値)となっている。電源はUSB Power Delivery(USB PD)で供給するようになっており、従来のThinkPadで使われている角形電源端子を持つアダプター類には対応しない。モバイル通信(LTE)に対応する構成も可能だ。
ThinkPad L580
「ThinkPad L580」はLシリーズの15型モデルの最新型。ボディーサイズは376.5(幅)×254.5(高さ)×22.95(厚さ)mmで、重量は2kg(最軽量構成)。キーボードはテンキー付きとなっている。
メモリは最大32GB(DDR4)、ストレージは最大で512GBのSSD(PCI Express接続)または1TBのHDD(Serial ATA接続)を搭載できる。外部GPUとしてAMDの「Radeon 530」を搭載する構成も選択できる。
ディスプレイの解像度はHD(1366×768ピクセル)かフルHDを選択できる。フルHDはタッチセンサーの有無も選べる。端子類はUSB Type-C×2、USB 3.0×2、HDMI、イヤフォンマイクを備えている。microSDメモリーカードスロットも用意されている。
バッテリー駆動時間は最大11時間(MobileMark 2014での計測値)となっている。電源はUSB Power Delivery(USB PD)で供給するようになっており、従来のThinkPadで使われている角形電源端子を持つアダプター類には対応しない。モバイル通信(LTE)に対応する構成も可能だ。
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