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個人や社員が主役になる働き方改革を目指し、レノボがThinkPad新モデルを投入(1/2 ページ)

レノボ・ジャパンがThinkPadシリーズを一新。新会議システムを含めた全14モデルを発表し、2月中旬から順次販売する。

それぞれの働き方に適したThinkPadを提供

 2018年2月1日、レノボ・ジャパンがノートPC「ThinkPad」の新シリーズを発表、2月中旬から順次出荷を開始する。同社では、時間や場所に縛られることなくフレキシブルな働き方に対応した、多彩なラインアップの提供により、働き方改革をサポートするという。

 各製品の最小構成価格や販売予定日は下記の通りだ。

製品名 最小構成価格(税別) 受注開始日 Web販売日
ThinkPad X1 Carbon 22万6000円~ 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad X1 Yoga 25万5000円~ 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad X1 Tablet 25万4000円~ 2月1日 3月中旬予定
ThinkPad X280 18万2000円~ 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad X380 Yoga 18万8000円~ 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad T480s 17万8000円~ 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad T480 15万1000円~ 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad T580 17万4000円~ 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad L380 9万8000円~ 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad L380 Yoga 12万8000円~ 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad L480 10万8000円~ 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad L580 11万3000円~ 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad E580 14万3000円~ 2月1日 2月中旬予定
ThinkSmart Hub 500 14万9000円~ 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad ウルトラ ドッキングステーション 2万9000円 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad プロ ドッキングステーション 2万4000円 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad ベーシック ドッキングステーション 2万円 2月1日 2月中旬予定
ThinkPad ハイブリッド USB Type-C/USB Type-A ドック 2万7000円 2月1日 2月中旬予定
Lenovo 65W USB Type-C トラベル DCアダプター 8500円 2月1日 2月中旬予定

 ビジネスの生産性高めるツールとして定評があるThinkPadシリーズだが、2018年はLTE内蔵モデルの強化(2017年の5機種→10機種)、インセル型タッチパネル対応モデルの拡充(同3機種→7機種)、IRカメラの機能強化などがポイントだ。

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ThinkPad新モデルの特徴

 また、PCの持ち運び頻度や働き方に応じて、4つのスタイルに分けて訴求する。具体的には、PCの持ち運び頻度順にフィールドワーカー、モバイルワーカー、ハイブリッドテレワーカー、インターナルワーカーに分け、それぞれの働き方に最適なデバイスを提供すべく、ThinkPadシリーズがマッピングされる。


働き方に応じて4つのスタイルを設定

それぞれのスタイルにマッピングされたThinkPadシリーズ。LTE内蔵モデルが従来の倍になった

ドッキングステーションも新タイプに変更

 日頃から場所を選ばずに業務を行うモバイルワーカー向けとして挙げられているのが、12.5型の液晶ディスプレイを搭載したThinkPad X280と、14型の液晶ディスプレイを搭載したThinkPad X1 Carbon(2018年モデル)だ。


新たに生まれ変わったThinkPad X280。カーボン繊維とガラス繊維のハイブリッド材料の採用で薄型化と軽量化を両立。ネジの数も大きく減らしている

ThinkPad X280は約1.13kg~と軽量・薄型化を実現し、約15時間のバッテリー駆動時間と急速充電にも対応した

ThinkPad X1 Carbon(2018年モデル)は、1920×1080ピクセル表示に対応した14型のプレミアムモデルだ

 テレワークや社内で会議室などに持ち運ぶことを想定したハイブリッドテレワーカー向けとなるのが、GPU(GeForce MX150)も選択可能なThinkPad T480sだ。


2560×1440ピクセル表示も選べる14型液晶ディスプレイ搭載のThinkPad T480s

 社内での仕事が主で、ときどき持ち運ぶインターナルワーカー向けには、15.6型の液晶ディスプレイを搭載したThinkPad L580や14型のThinkPad L480が用意される。


光学ドライブを省き、薄型・軽量化を実現したThinkPad L580

 クリエイティブなニーズやフィールド用途のフィールドワーカー向けでは、3000×2000ピクセル表示に対応した13型液晶ディスプレイのThinkPad X1 Tablet(2018年モデル)に注目だ。19.05mmピッチの着脱式キーボードを備えた2in1タイプのモデルで、インテルの第8世代Uプロセッサ(Core i5-8350U/i5-8250U)も選択できる。


タッチ操作に対応した3K対応液晶ディスプレイを搭載するThinkPad X1 Tablet(2018年モデル)

ThinkPad X1 Tabletの内部構造。インテルとの協業で、ハードウェアとソフトウェアの両面でチューニングを施すことにより、表面温度の低減を実現したという

 さらに、ThinkPadの周辺機器としてドッキングステーションやドックの新モデルが3タイプ登場した。従来、ThinkPadの底面にある接点で合体していたドッキングステーションが生まれ変わり、左側面のコネクタ経由に切り替わった。これにより、X1 Carbonにも対応したほか、ドッキングステーション自体のスリム化を実現している。


スリムになった「ベーシック ドッキングステーション」

ベーシック ドッキングステーション側の接続端子、従来の底面から左側面に変更された

ThinkPad側の接続端子

多彩なコネクタを備えた「ハイブリッド USB Type-C/USB Type-A ドック」

ドックの背面

同時発売の「65W USB Type-C トラベル DCアダプター」

参考展示されたバッテリーの「USB Type-C パワーバンク」
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