Google Homeで多機能スマートリモコン「RS-WFIREX3」を使って分かったこと シンプルな音声コマンドでエアコンを快適に操作可能:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/2 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はラトックシステムのスマートリモコン「RS-WFIREX3」をGoogle Homeで使用する場合の設定方法から使い方、メリット・デメリットを紹介する。
スマートスピーカーから音声でさまざまな家電製品を操作したいという要望に応えるのが「スマートリモコン」だ。ラトックシステムのスマートリモコン「RS-WFIREX3」は、エアコンの電源オン・オフだけでなく、運転モードの切り替えや温度調節といった細かな機能まで対応できる点で注目に値する。
前回の記事ではAmazon Echoで使う場合について紹介したが、もちろんGoogle Homeでの利用にも対応している。音声コマンドにデバイス名を含めなくてはいけないといった制限はあるのだが、実はGoogle Home側の機能を使えば、デバイス名を省略して短い音声コマンドでコントロールすることも可能だ。その快適さはAmazon Echoとの組み合わせを上回る。
今回はその具体的な設定方法から使い方、メリット・デメリットを紹介していく。なお、基本的なセットアップ手順については、前々回の記事を参照してほしい。
Google Homeとの連携設定は画面数こそ多いが難しくはない
Google Homeで使うための設定は、Amazon Echoにおけるカスタムスキルの設定とよく似ている。まずはざっと手順を見ていこう。
まずはスマートフォンの「家電リモコン」アプリを起動してログイン。「Googleアシスタントの設定」を選び、Google Homeから操作したい家電を選ぶ。エアコンを選んだ場合、温度設定のオプション画面が表示されるので選択し、操作を完了させる。
続いてGoogle Homeアプリを起動し、音声で「OK Google、家電リモコンにつないで」と呼び掛けると、Google Homeアプリの画面に「家電リモコンにリンク」というアクティビティが表示される。
リンクをクリックするとメールアドレスとパスワードを入力する画面が表示されるので、指示に従って家電リモコンのメールアドレスとパスワードを使って認証を行い、Actions on Googleへの登録が完了すると操作可能になる。画面遷移の数は多いが、手順としてはそう難しくはない。
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