ニュース
日本のPCの多くは「デュアルコア」「メモリ4GB」「HDD」――Avast調べ
企業導入のノートPCによくありそうな構成。
Avast Software Japanは10月2日、同社ソフトの日本ユーザー約200万人から収集した匿名データを基にPC利用者の傾向をまとめた「Avast PC Trends Report」を公開した。
CPUは、66%がデュアルコアプロセッサ、次いで30%がクアッドコア、3%がシングルコアで、クアッドより上の多コアプロセッサは1%にとどまった。同社のカントリーマネージャーである高橋実氏は、「世界のデータに比べれば、クアッドコアの割合は日本のほうが高い。しかしまだまだデュアルコアが多い状況」と分析する。
メモリは、4GBが47%、8GBが26%、2GB以下が14%、16GB以上が8%、その他が5%というデータ。世界と比べ、4GBの割合は日本も変わらないが、8GBの割合は世界より日本のほうが多いとしている。
advertisement
ストレージについては、HDDのみの構成が71%と圧倒的。HDDとSSDの併用が17%、SSDが12%と続く。世界ではHDDのみの割合が85%であるため、比較的SSDの導入が日本では進んでいるとはいえるが、やはりHDDのみのPCがまだまだ多い。
Windows 10への移行率は?
また、Windows OSの割合も調査。最も多いのがWindows 10で、51%。次いでWindows 7が35%、Windows 8が9%、Windows XPが3%、Windows Vistaが2%という結果になった。
「世界ではまだWindows 7が過半数だが、日本では10が過半数。OSの移行について、日本人は比較的意識が高いのではないか」(高橋氏)
関連記事
中小企業の45%は「Windows 7サポート終了を知らない」
2020年のサポート終了が迫る中、6月時点で中小企業のWindows 7サポート終了の認知度は55%だという。直前予想 10月2日に発表の「新Surface」とは?
例年10月に「Surface」関連の新製品を発表しているMicrosoft。10月2日午後4時(日本時間で10月3日午前5時)のイベントで何が登場するのか。直前の予想をまとめる。Windows 10「October 2018 Update」が完成か 新Surface発表と同時に10月2日リリースの予想も
Windows 10次期大型アップデート「October 2018 Update」がいわゆる「RTM(Release To Manufacturing)」の状態に入ったことを複数の海外メディアが報じている。また正式リリース日は、新Surfaceの発表会がある10月2日に合わせてくるとの予想も出てきた。「Surface Go」と9.7型「iPad」の価格やスペックを徹底比較 それぞれ長所と短所は?
日本マイクロソフトが7月11日に発表した、2in1ノートPC「Surface」シリーズの新製品「Surface Go」。10型と小型で価格も廉価。そうなると気になるのはiPadとの比較。それぞれの製品を比較して、長所や短所を見比べてみた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.