新「Echo Dot」「Echo Plus」は何が変わった? 旧モデルと比較してみた:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。新型の「Echo Dot」と「Echo Plus」は従来モデルとどう違うのか、外観および機能面を中心に実機で比較してみた。
こちらは逆に小さくなった 第2世代「Echo Plus」
Echo Plusは前述のEcho Dotとは逆に小さくなったことが特徴だ。見た目だけであれば、Echo Plusの新モデルというよりも、Echoの新モデルではないかと思えるほどだ。
もともと従来のEcho Plusは、第1世代Echoのフォームファクターをそのまま流用しており、本体側面のスピーカー部は無数の穴が開いたデザイン、かつ音量の調整は上部のロータリーを回して調整するという、同じ円柱形でありながらEchoとは全く異なる仕様だった。
今回の新モデルでは音量調整が天板のボタンに統合され、EchoやEcho Dotと同じ配置に改められた他、背が低くコンパクトになったことで、印象がガラリと変わった。マイクの穴の数が、同時発売のEcho Dotでは4つなのに対して、本製品はEchoと同じく7つになっている。
上部がやや丸くなったフォルムは、同時発売のEcho Dotと同じ意匠で、今回モデルチェンジがなかったEchoよりも、一つ先の世代へと進化した印象だ。
電源はACアダプター駆動で、これは従来のモデルと同じ。同時発売のEcho Dotとは容量が異なっており、互換性はないようだ。
新機能として温度センサーを搭載しており、室内の温度を音声で教えてくれる他、室温が一定よりも低くなれば連携する家電をオンにするなどの定形アクションを作成できる。これについてはいずれ別記事で取り上げたい。
また背面のAUXポートは、従来は出力(他のスピーカーで再生)だけだったのが、新たに入力(外部音源から再生)にも対応できるようになった。またEcho Dotと同様、2台をまとめてステレオで使うための「ステレオペア/サブウーファー」という項目も追加されている。
関連キーワード
Amazon Echo | Amazon | スマートスピーカー
関連記事
スマートスピーカーの聞き取り性能を徹底比較(傾向と対策まとめ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はこれまでにお届けしたスマートスピーカー9製品の聞き取り性能テストの結果を踏まえて、シリーズごとの傾向と課題について考察する。スマートスピーカーの次に来るのは「スマートディスプレイ」? 5製品のスペックを比較する
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は一足早く、画面付きのスマートスピーカーこと「スマートディスプレイ」についてチェックしてみよう。「Amazon Echo」を設置したら試したい 生活が快適になるスキル7選
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は筆者がチョイスした、「Amazon Echo」向けの実用スキル7つを紹介する。「Amazon Echo」と「Google Home」を120日使い比べて分かった優劣
スマートスピーカーを代表する「Amazon Echo」と「Google Home」は何が違うのか、どちらが優れているのか。4カ月以上これらを使い比べてきた筆者が、七番勝負で判定する。「Amazon Echo」と「Echo Plus」は何が違う? どちらを選ぶべき?
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は「Amazon Echo」と「Echo Plus」はどこが違うか、どちらを選ぶべきか、実際に両者を使っている筆者が考察する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.