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「Windows 10 October 2018 Update」一般提供再開
Microsoftが10月2日に公開し、データ消失問題で6日に停止していた「Windows 10 October 2018 Update」の提供を約1カ月ぶりに再開した。
米Microsoftは11月13日(現地時間)、10月2日に公開し、問題報告を受けて停止していた「Windows 10 October 2018 Update」(バージョン1809)の提供を同日再開したと発表した。
まだアップデートを適用していないユーザーは[設定]→[更新とセキュリティ]→[Windows Update]→[更新プログラムをチェック]で確認することでアップデートできるようになる見込みだ。
あるいは、Windows 10 のダウンロードページからもダウンロードできる。
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このアップデートは、公開の数日後に複数のユーザーからアップデート後にファイルが消失したという報告を受けたことで停止した。Microsoftはその後原因を調査し、「Windowsインサイダーからのフィードバックや診断データ、既にアップデート済みの数百万台のPCからのデータを時間をかけて詳細にチェックした結果、データ消失の証拠はこれ以上ない」と判断して再開を決定したという。
Microsoftは慎重を期すために、ユーザーのPCにアプリケーションの非互換性などの問題を発見した場合は、問題が解決するまでは[更新プログラムをチェック]をチェックしてもアップデートしないようにしている。
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