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Core iと1TB SSD、16GBメモリが品薄な年始のアキバ:古田雄介のアキバPickUp!(4/4 ページ)
年末年始を大賑わいをへたアキバ自作街を歩いて最新の様子をウォッチ。2018年から続くCore iシリーズの枯渇以外にも、マイニングマザーが保守パーツとして再注目されるなど、さまざまな動きがあった。
GPUはGeForce RTX 2070人気が伸びる 16GB×2枚メモリも品薄傾向
その他のジャンルをみると、グラフィックスカードはGeForce RTX 2070カードの人気が伸びているという話を複数のショップで聞いた。年末年始は全般的にハイエンド需要が高まることもあり、最上位のRTX 2080 Tiカードは相変わらずの人気があるが、コストパフォーマンスを重視する人にはRTX 2080以上に注目されている様子だ。
ドスパラ秋葉原本店は「安いモデルなら6万円台前半で買えますし、バリエーションも豊富にそろっていますからね。ちょうどこれくらいの価格のハイエンドを狙う人は多いですから」と話していた。
また、同店ではDDR4メモリのうち、16GB×2枚キットが目立って品薄になっているという。「ハイエンド志向が高まっている年末年始ならではかもしれませんが、32GBや64GBほしいという方が多いですからね。1枚8GBのメモリをはじめから除外して構成する人も珍しくありませんから」
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