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AMDがIntelに完勝する?――アキバを覆う非日常の風:古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)
5月末に発表された第3世代Ryzenの評判は時を待たずに自作PC街を駆け巡り、現行世代の売れ行きにも影響を与えている様子だ。主流の座をIntelから奪うのでは、という声も少なからず聞こえる。
Fractalのガラス張りケース「Define S2 Vision」が店頭に並ぶ
ケース売り場で目立っていたのは、Fractal DesignのATXミドルタワーケース「Define S2 Vision」だ。
フロントと天面、左右両側面に強化ガラスを採用しており、標準でフロントに3基+リアに1基の14cmファンを搭載している。バリエーションは、アドレサブルRGBファン「Prisma AL-14 PWM」を採用した「RGB」と、高耐久ファン「Dynamic X2 GP-14 PWM」を採用した「BlackOUT」があり、価格は順に4万円前後と3万2000円前後となる。
デモ機を展示しているTSUKUMO eX.は「静音ケースで有名なメーカーが送り出した、ビジュアル重視のケースという位置付けですね。BlackOUTなら低騒音のファンになるので静音性を重視できますが、強化ガラスの特性をどう生かすか考える必要があるでしょう。RGBも他のブランドと比べて安くはないですし、色々考えて特性を生かさないと……。さまざまな考え方が交錯するケースです」と複雑な評価をしていた。
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なお、BlackOUTに組み込まれている「Dynamic X2 PWM」のブラックモデルは単品販売されている。14cmタイプが2700円弱で、12cmタイプが2500円弱だ。先行して出回っているホワイトモデルと価格差はない。
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