壁面コンセントに直接接続、モジュール式で機能を追加できるスマートスピーカー「Echo Flex」を使ってみた:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(4/4 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は壁面コンセントに直接接続でき、モジュール式で機能を後から追加できるスマートスピーカー「Echo Flex」をチェックする。
正しいスマートホーム製品。安価なのも魅力
以上、Echo Flexをざっと試してみたが、スマートスピーカーに取り付ける製品でありながら、必ずしも音声でのコントロールを前提としないところが面白い。そもそもスマートスピーカーが主役である必要は全くないわけで、スマートホームの観点からすると、これは正しいアプローチだろう。
これまでのAlexaデバイスは、温度センサー搭載のEcho Plusを除けば、センサーを内蔵した製品がなかったので、本製品のような形でラインアップが増強されるのは、ユーザーとしてもありがたい。本製品と組み合わせられるオプションが1種類だけなのはネックだが、さまざまな選択肢が増えてほしいと思う。
加えて、安価なのも大きなメリットだ。Echo Flex本体は2980円、ナイトライトもしくはモーションセンサーのいずれかを追加してもプラス1780円ということで、5千円でお釣りが来てしまう。Echo Dotが5980円であることを考えると非常にリーズナブルで、かつEcho Dotよりも機能は豊富ときている。
他のEchoシリーズに比べるとマイクやスピーカーの性能は劣り、音楽再生にはあまり向かないが、そのぶんスマートホームデバイスらしさではこちらの方が上で、実用性は非常に高い。壁面に空きコンセントがあることが条件になるが、既にEchoを所有しているユーザーにとっても、メリットの多い製品と言えそうだ。
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