10コア20スレッドの第10世代Core iシリーズがデビュー:古田雄介のアキバPick UP!(3/4 ページ)
第10世代Core iシリーズと対応するIntel Z490搭載マザーボードがPCパーツショップに並んだ。ただし、CPUは当初の予想通り品薄傾向で、特にCore i9-10900Kは週末を待たずに売り切れるショップが多かった。
Ryzen 5 1600AFに続き、Ryzen 3 3300X/3100がデビュー
対するAMDは、エントリークラスのCPUを拡充している。5月半ばに登場した「Ryzen 5 1600AF」に続き、先週は「Ryzen 3 3300X」と「Ryzen 3 3100」がデビューした。価格は順に1万5000円強と1万3000円強だ。
3000番台のRyzen 3は2019年7月登場の「Ryzen 3 3200G」(1万3000円前後)があるが、こちらは第2世代Ryzen(2000番台)と同じZen+アーキテクチャを採用している。Ryzen 3 3300X/3100は3000番台で上位と同じZen 2アーキテクチャで作られている。ともに4コア8スレッド構成で、グラフィックスチップは非搭載となる。TDPも65Wで共通しており、クロック数は3.8GHz~4.3GHz、3.6GHz~3.9GHzだ。
Ryzen 5 1600AFとともに、売れ行きはまずまず好調な様子だ。週末中に3300Xが売り切れたパソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「好調なRyzenの低価格帯ということで、一定のニーズは約束されたような感じですね。ただ、Ryzen 5 1600AFとの兼ね合いで迷う人は出てくるかなと思います」と話していた。
パソコンSHOPアークも似たコメントをしていた。「コア数でいうなら6コア12スレッドの1600AFが強いですが、最新のアーキテクチャが使えるという点では3300X/3100が頼もしいですしね。遊ぶゲームやマシンの使い道によって選ぶのがいいかなと思います」
最後に、Webカメラの販売状況を見ていく。
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