アキバにWebカメラがじわじわ復活:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
緊急事態宣言以来、長らく枯渇していたWebカメラの在庫が店頭でちらほら見られるようになってきた。また、第10世代Core iシリーズの販売予約を受けつけるPOPも見かけるようになっている。
1万1000円で買える6コアのRyzen 5 1600AFがデビュー!
先週お伝えしたIntel Z490チップセット搭載マザーボードに引き続き、第10世代Core iシリーズの販売予約も一部ショップで始まっている。販売のタイミングは5月20日22時以降とみられる。
パソコン工房 秋葉原BUYMORE店の場合、最上位の「Core i9-10900K」(10コア20スレッド、TDP125W)は7万2000円、「Core i7-10700K」(8コア16スレッド、TDP125W)は5万5999円、「Core i5-10400」(6コア12スレッド、TDP65W)は2万5999円(税込み、以下同)となる。
ラインアップや価格は明らかになったものの、入荷数は少なめとの予想が覆っていない。同店は「まだ入荷数は分かりませんし、予約していただいても当日お渡しできるか分からない状況です」という。
一方、AMDからは6コア12スレッドのCPU「Ryzen 5 1600AF」が売り出されている。第1世代(Zenコア)Ryzenに属する「Ryzen 5 1600」を第2世代コア(Zen+コア)にバージョンアップしたモデルで、コア数やクロック数などは2017年4月登場の旧モデルと変わらない。ただし、世代更新により製造プロセスが14nmから12nmになり、CPUクーラーが新調された。価格も3万円弱から1万1000円前後に大きく下がっているのも特徴だ。
TSUKUMO eX.は「エントリーCPUの価格で、6コアが手に入るのはなかなかのインパクトだと思います。PCIe 3.0までの対応など、旧世代ベースならではのネックはありますが、それを考えても非常にお得。これは売れるでしょう」とヒットに自信を持っている様子だった。
PCケースの新モデルも注目を集めている。
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