待望のRyzen PRO 4000シリーズがバルク品で登場!:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
AMDのCPUで開発コード名「Renoir」に属する初のデスクトップ版プロセッサ「Ryzen PRO 4000」が3モデル売り出された。発売前から「この夏一番のキラーパーツ」との呼び声が上がっていた。
Ryzen PRO 4000登場でB550マザーも堅調
高速メモリとともに、AMD B550チップセット搭載マザーボードの売れ行きも好調という。Ryzen PRO 4000はSocket AM4対応だが、正式にサポートしているのはAMD B550/A520/X570などの500番台チップセットとなる。このうち、入手性の高さと、内蔵GPUを使う構成に向いたグレードという点から、B550マザーをパートナーに選ぶ人が多い。
ドスパラ秋葉原本店は「B550マザーはRyzen PRO 4000発売前から注目度が増している感がありますね。先にそろえておこうという人もけっこう多いと思います」と話していた。
そのような中で、ASUSTeKからは新しいB550マザーが登場している。ATXサイズの「PRIME B550-PLUS」で、価格は1万7000円前後だ。M.2 SSDスロットを2基備え、それぞれPCIe x4(Gen4)/SATA、PCIe x4(Gen3)/SATAで接続可能だ。パソコンSHOPアークは「バランスのいい構成ですし、Ryzen PRO 4000との組み合わせを考えている人は多いでしょうね」と評価していた。
なお、TSUKUMO eX.は同社の2013年モデル「B75M-PLUS」をスポットで再入荷していた。価格は1万5000円前後となる。LGA1155対応のmicroATXモデルで、保守パーツとしてそれなりに好評とのことだ。「まだ現役で使っている人がそれなりにいる世代ですからね。前にB85マザーが入荷したときはけっこう売れたので、今回も期待したいですね」(同店)
次の新モデルは液晶ディスプレイだ。
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