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新型「FMV LIFEBOOK UH」は自ら最軽量モデルの世界記録を更新 直販では「5G」「32GBメモリ」も用意実機写真を交えて紹介(2/2 ページ)

富士通クライアントコンピューティング(FCCL)の軽量モバイルノートPCがモデルチェンジ。第11世代Coreプロセッサ(Tiger Lake)搭載モデルと第3世代Ryzen Mobileプロセッサ搭載モデルが用意され、前者には世界最軽量を更新したものも用意したという。

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LIFEBOOK UH75/E3(Ryzenモデル)

 「LIFEBOOK UH75/E3」はUHシリーズの量販店向けエントリーモデルに位置付けられる。シリーズとしては初めてAMDのRyzenプロセッサを採用したことも特徴だ。発売は12月10日を予定しており、想定販売価格は19万円弱を見込んでいる。ボディーカラーはピクトブラックとシルバーホワイトを用意している。


LIFEBOOK UH75/E3(ピクトブラック)

LIFEBOOK UH75/E3(シルバーホワイト)

 CPUは第3世代のRyzen 7 4700U(2G~4.7GHz、8コア8スレッド)で、メインメモリはLPDDR4X規格の8GB(交換・換装不可)を備える。ストレージは256GBのSSD(PCI Express接続)を搭載している。OSはWindows 10 Home(64bit版)をプリインストールし、Office Home & Business 2019のライセンスも付属する。ディスプレイはシャープ製の13.3型IGZO液晶で、解像度はフルHDだ。

 外部ポート類は、左側面にUSB 3.1 Type-C端子×2、HDMI出力端子、USB 3.1 Type-A端子(常時給電対応)、イヤフォンマイクコンボジャックを備え、右側面にSDXCメモリーカードスロット、USB 3.1 Type-C端子と有線LAN(1000BASE-T)端子を備える。

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 USB 3.1 Type-C端子はUSB PDによる電源入力とDisplayPort Alternate Modeによる映像出力に対応している。電源入力は7.5W以上の出力を持つ電源から受けることが可能で、本体には45WのACアダプターが付属する。満充電からのバッテリー駆動時間は約11時間(JEITA 2.0測定法)となっている。

 ワイヤレス通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.0に対応する。

直販モデルでは「5G」「32GBメモリ」も選択可

 FCCLのWeb直販サイト「WEB MART」では、今回の新モデルをベースとするカスタマイズ(CTO)モデルも登場する。発売は、それぞれベースの量販店向けモデルと同じ時期を予定している。

 UH90/E3をベースとする「LIFEBOOK WU2/E3」では、5G(第5世代移動通信システム)に対応する通信モジュールを搭載するオプションを用意した。「UHシリーズにおいてモバイル通信に対応してほしいという要望が非常に多かった」(担当者)ことを受けた取り組みでもあるという。このモジュールはLTEや3G(W-CDMA)での通信にも対応しており、SIMロックフリーとなっている。

 また、WU2/E3ではメインメモリを最大32GBまで搭載可能とし、SSDも最大で2TBまで選択可能とした。バッテリー容量を“削減”して軽量化を図った構成も選べる。


UH90/E3ベースの「LIFEBOOK UW2/E3」で選べるカスタマイズオプションの例。5G通信モジュールの内蔵に加え、32GBのメモリも選べることは大きな魅力といえる
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