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GIGAスクール政策とコロナ禍で子供専用PCの所有率がアップ NEC PCとレノボ調べ

NECパーソナルコンピュータとレノボ・ジャパンが、小中学生の子供を持つ家庭を対象とした子供専用PCの利用状況に関する調査を実施した。

 NECパーソナルコンピュータとレノボ・ジャパンは12月15日、小中学生の子供を持つ家庭を対象とした子供専用PCの利用状況に関する調査を実施、調査結果を公開した。

子供専用PCの所有率

 この調査によると、“コロナ禍”以前に比べて子供専用PCの所有率が5%上昇し「39%が所有する」という結果が得られた。要因として、文部科学省が実施したGIGAスクール政策と小学校でのプログラミング学習の必須化が挙げられており、コロナ禍の影響とは別にPCによる学習への関心が高まっているとしている。

子供から自分専用PCが欲しいといわれる頻度

 子供に専用PCを買い与えた理由としては、「オンライン学習のために必要になったから」「学校の授業で使うようになるから」という回答が上位を占めており、コロナによる在宅学習が購入のきっかけになっていることを示した。

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子供に専用PCを買い与えた理由

 同社では、GIGAスクール政策の実施とプログラミング学習の開始によって授業での利用も進んでいることを背景にコロナ終息後にも子供専用PCのニーズは継続すると考察。現時点では小学生の所有率は20%台とまだ高いとはいえない状況にあり、今後は小学生の保護者の間にも自分専用PCを進学祝いのギフト等で買い与える可能性があるのではないか、としている。

子供にプレゼントしたアイテム(予定含む)

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