Ryzen 5 5600Xに熱視線――ASUSTeKとMSIからRyzen向けオーバークロックマザーボードが登場:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
先週はオーバークロック向けのAMD X570/B550マザーボードの他、リフレッシュレート360Hzの超高速モニター、Thunderbolt 3接続のGeForce RTX 3090ユニットなど、“とがった”新製品が目立っていた。
GALAX HOFのDDR4-4600メモリと360Hz対応ディスプレイが登場
オーバークロック関連では、メモリも注目モデルが登場している。GALAXのDDR4-4600 8GB×2枚キット「HOF OC Lab Elite RGB D4-4600 8G」で、価格は4万4000円前後だ。
GALAXのOCメモリブランド「HOF」(Hall of Fame)に属する限定生産モデルで、レイテンシは18-26-26-42となる。電圧は1.5Vで、ヒートシンクの上部にマザーボードメーカー各社のLED制御に対応するRGB LEDを搭載している。
入荷したオリオスペックは「DDR4-4600までいけるのは少ないので、極限までオーバークロックしたい人に注目されていますね。ビジュアル面でも面白いので、どう売れるのか気になるモデルです」と評価していた。
また、高速動作つながりでいえば、リフレッシュレートを360Hzまで高めた24.5型フルHD液晶「ROG Swift 360Hz PG259QN」もASUSTeKから登場している。価格は8万6000円強だ。ノングレア仕上げのIPSパネルで、応答速度は1ms(Gray to Gray)となる。
入荷したパソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「ゲーミング用では144Hzや165Hzモデルが人気ですが、そこから360Hzに切り替えて違いが分かる人は限られてくるでしょうね。けれどワクワクさせてくれます」と話していた。
次は、外付けGPUボックスの新モデルを見ていこう。
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