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入手困難なRyzen 9 5900Xが複数店に入荷――でも枯渇が多発する年末年始事情:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
年末年始は、人気のハイエンドGPUやCPUが枯渇気味なまま迎えることになりそうだ。その空気感を探った。また、100円でHDDを破壊&回収してくれるサービス「黒歴史最終処分場。」も始まっている。
1台100円でHDDが破壊できる「黒歴史最終処分場。」サービス開始
東京ラジオデパート地下1階にあるジャンクショップ「秋葉原最終処分場。」が、今週からHDD破壊サービス「黒歴史最終処分場。」の提供を始めた。日東造機のHDD破壊装置「Crush Box DB-60PRO」を使い、2.5/3.5インチHDDが手軽に物理破壊できる。価格は1台あたり100円(税込み)だ。
同店は「今ちょうど専用の棚を設置しているところですが、HDDを入れるところまでは我々がやって、スタートボタンはお客さまに押してもらいます。その後は処分も受け付けますが、記念にお持ち帰りいただくこともできます」という。
実際に1台のHDDの破壊を注文してスタートボタンを押してみると、ものの数秒でくいがドライブに刺さり圧迫破壊された。
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Crush Box DB-60PROは、スマホやZIPメディアなどの破壊も対応しているが、サービスとしてはHDDのみとなる。SSDに関しては「もしかしたら専用の破壊装置を導入して対応するかもしれないですが、今のところは対象外としています」という。
“黒歴史”を破壊した人には、もれなく専用のクリアファイルがプレゼントされる。HDDの処理に頭を悩ましている人は検討してみてはいかがだろう。
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