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「日本の教育を全方位でサポートする」 日本マイクロソフトが教育関連の取り組みを発表:シェア奪回が全てではない(2/2 ページ)
日本マイクロソフトが報道関係者向けに、GIGAスクール構想を含めた同社の取り組みについて説明会を開催。教員/児童・生徒・学生/家庭と全方位でサポートしていくことを表明した。
今後は、高校生の教育用端末1人1台の整備に向けて、「大学入学以降も利用できる、高い性能を備えたPCが必要だと感じている」(中井氏)として同社が考える高校生向けの学習用デバイスの仕様を改めて公開した。
加えて、高校生の学びを支える情報提供サイト「高校生のきみへ」が4月15日からスタートしている。
GIGAスクール構想では、Windows PC/Chromebook/iPadの中から、定められた仕様のデバイスが導入の対象となっており、準拠した製品であれば1台あたり4万5000円の補助が受けられる。そういった基本モデル以外にも、動画編集などより処理能力に優れた応用モデルも用意する
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