ワンランク上のテレワークにぴったり! 13.4型「XPS 13」と4Kカメラを試してみた(3/5 ページ)
デル・テクノロジーズのモバイルPC「XPS 13(9310)」に有機ELモデルが加わった。オフィスや在宅ワークの質を大きく引き上げてくれる4K Webカメラもセットで使ってみた。
各種ベンチマークテストで実力を知る
ここからは、さまざまなベンチマークテストを実施した結果について見ていこう。
CrystalDiskInfoでストレージを確認したところ、評価機にはキオクシアの「KXG60ZNV1T02」が搭載されていた。このSSDはPCIe Gen 3 x4に対応しており、理論値のシーケンシャル読み出し速度は最大で毎秒3180MBだ。CrystalDiskMarkを実施した結果は毎秒3290.61MBなので、スペック以上の速度を得られている。
続いて、PCのベンチマークテストとしては定番である「PCMark 10」の結果について見ていく。比較対象として、CPUにXPS 13と同じCore i7-1185G7を搭載し、16GBのメモリ、Iris Xe GraphicsのGPUを採用しているゲーミングノートPCを選んだ。
グラフを見ると分かるが、Essentials(日常使いの性能)、Productivity(オフィス用途の性能)、Digital Contains Creation(画像・動画編集の性能)のそれぞれで僅差ではあるもののXPS 13の方がいい結果を記録した。
バッテリーの駆動時間を確認すべく、同じくPCMark 10のBattery Profileでテストを行った。画面の輝度を最大にして実行したところ、日常的な業務をトレースする「Modern Office」で5時間32分、Microsoft Officeでのバッテリー持続時間を調べる「Applications」では5時間17分だった。ディスプレイの輝度を下げれば、より長時間の動作が可能だろう。
ご存じの通り、Core i7-1185G7+Iris Xe Graphicsという組み合わせでは、負荷が軽いゲームタイトルであれば十分に楽しめる。そこで3DMarkについてもベンチマークテストを実行した結果は以下の通りだ。
比較対象としては先ほどあげたゲーミングPCを使っている。同じ組み合わせながら今度はゲーミングPCの方がよい結果となっているが、このあたりはマシン構成のチューンアップ度合いによるものだろう。このようにゲームも十分に楽しめるので、仕事の合間の息抜きに使ってもよいと思う。
続いて、あると便利なオプションのWebカメラを使ってみた。
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