ニュース
Diver-X、寝ころび姿勢に特化したVRデバイス「HalfDive」 11月にクラウドファンディング開始予定
Diver-Xは、寝ころんだ姿勢での利用に最適化したVRデバイス「HalfDive」を発表した。
Diver-Xは9月13日、寝ころんだ姿勢での利用に最適化したVRデバイス「HalfDive」を発表を行った。2021年11月16日からクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で支援者募集を開始する予定だ。Kickstarter提供価格は“ベーシックモデル”が8万円程度、“フルセット”が12万円程度、最上位の“可変焦点機能対応モデル”が40万円程度の見込みだ。
あおむけに寝転んだ状態での利用に特化したVR用HMD。動き回ることを想定しない据え置き設計を採用することで、性能/機能面と快適性に注力しているのが特徴となる。
光学系には計10枚の非球面レンズを搭載し、歪みやフレアなどの問題を解決しつつ最大134度の広視野角を実現。シリーズ最上位モデルには可変焦点機能も搭載される。パネル解像度は片目1600×1440ピクセル(両目3200×1440ピクセル)で、リフレッシュレートは90Hz以上だ。
advertisement
頭部を覆うように4基のスピーカーを搭載。顔前面部に小型ファンを備えており、“風によるフィードバック”機能も利用できる。ワイヤーを用いた手首用の力覚フィードバックモジュールや振動モジュールも備え、触感や摩擦感などの表現も行えるとしている。
足裏装着用のコントローラーも用意。足首の傾きを検知して身体操作をエミュレーションし、“立っているのと同等以上”の身体表現が行えるという。独自のドライバとエミュレーションにより既存の全てのSteamVRコンテンツに対応可能だ。
関連キーワード
クラウドファンディング | Kickstarter | ヘッドマウントディスプレイ | 視野角 | SteamVR
関連記事
「Oculus Quest 2」の販売が一時停止 接顔パーツを変更して8月24日に提供再開予定
Facebookは、同社製VR HMD「Oculus Quest 2」の販売を一時停止した。ヘッドセット用接顔パーツによる炎症の報告を受けたもので、パーツを切り替えて販売を再開する。ハンパない5K映像の没入感に浸る――「VIVE Pro 2」に触ってきた
HTCが6月に発売する新型VRヘッドセット「VIVE Pro 2」を先行体験。5K映像に浸ってきた。HTCが新型VRヘッドセット「VIVE Focus 3」「VIVE Pro 2」を発表 発売は6月
HTCの発表会がオンラインイベント「VIVECON 2021」を開催し、新型VRヘッドセット「VIVE Focus 3」と「VIVE Pro 2」を発表した。発売はいずれも6月の予定だ。Oculus Quest 2がアップデートで120Hz駆動に対応 PCとのワイヤレス接続もサポート
Facebook Reality Labsは、VR HMD「Oculus Quest」用ソフトウェアのアップデートを発表した。Oculus Quest 2にマルチユーザー機能が追加 テスト機能として実装を開始
Facebookは、同社製VR HMD「Oculus Quest」にマルチユーザー機能などを追加すると発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.