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macOSの新バージョン「Monterey」(モントレー)が提供開始 一部の新機能は後日対応
macOSの新バージョン「Monterey」(モントレー)の提供が始まった。対応モデルからは無償でアップデート可能だが、一部の新機能は今後の提供となる。
Appleは10月25日、Mac向け新OS「macOS Monterey」(モントレー)の提供を開始した。対象のハードウェアを使っているユーザーは、インターネットを介して無料でダウンロードが可能だ。
対応モデルは無償アップグレード対応 一部の機能は未提供
macOS Montereyは、Mac OS X登場以来の大規模アップデートだった「macOS Big Sur」と比べると、使い勝手の向上に注力したアップデートとなる。主な特徴と新機能などはこちらのページを参照してほしい。
なお、現時点のバージョンは12.0.1で、macOS Big Surからのバージョンアップファイル容量は12.13GBだった。また、同じキーボードとマウスでMacやiPadなどをシームレスに連携する「ユニバーサル・コントロール」は実装されていない。
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macOS Montereyは、以下のMacで利用できるが、一部の新機能や機能強化は、特定のデバイスでのみサポートされる場合もある。
- iMac(Late 2015以降)
- iMac Pro(2017以降)
- Mac Pro(Late 2013以降)
- Mac mini(Late 2014以降)
- MacBook(Early 2016以降)
- MacBook Air(Early 2015以降)
- MacBook Pro(Early 2015以降)
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