レビュー

人気の白でデスクトップを固めたい! ASUSの「ROG Moonlight White」シリーズを試す(2/3 ページ)

従来から、秋葉原の店頭ではホワイトカラーのパーツが人気を集めている。一般社団法人日本流行色協会(JAFCA)が2021年の色を「ゼロホワイト」と選定したように、その年を象徴する色にもなっている。ASUS JAPANのホワイト製品をチェックした。

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左右対称の有線マウス

 Strix Impact IIは、左右対称の有線式光学マウスで、サイズは約62.5(幅)×120(奥行き)×39.5(高さ)mm 、重量は約79gだ。ボタンは5つあり、左右のクリックと、左側面にある2つのボタンが使える。ホイール機能もあり、ホイールクリックを利用した操作も可能だ。これらのボタン割り当ては、同社製品ではおなじみの「Armoury Crate」を使って設定できる。

 DPI変更ボタンは本体底面にある。4つのモードが設定でき、ボタンを押すことで順番に切り替わる。ゲームによってDPIを変えて対応したい場合もこちらを使えばよい。ただし底面にあるので、ゲームプレイ中に変えたい場合は困る。Armoury Crateの設定で左脇のボタンに変更するなど、変更しておこう。

 マウスの操作自体は有線ということもあり、安定している。ケーブル長も2m程度あるので、デスクトップPCで背面から回さなければいけない場合でも十分に対応できる。

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USB接続の「ROG Strix Impact II Moonlight White」。ホイールはクリック感のあるタイプだ。左右対称なので、FPSやMOBA向きのマウスと言えるだろう

左側面に用意されているサイドボタン。

底面にあるDPI変更ボタン。解像度は6200~200DPIで、レポートレートは1000Hzだ。スイッチはOMRON D2FC-F-K(50M)を採用する

着脱式のブームマイクを備えたヘッドセット

 ヘッドセットは「ROG Strix Go Core Moonlight White」(以下、Go Core)、イヤフォンは「ROG Cetra II Core Moonlight White」(以下、Cetra II Core)という名前だ。こちらもカラバリとしてMoonlight Whiteが追加された形になっている。

 実売価格はGo Coreが1万円前後、Cetra II Coreが8000円前後だ。

 こちらの2モデルに共通するのは、ハイレゾ対応と通話アプリの「Discord」「TeamSpeak」の認証を受けているモデルだという点だ。PCやMacだけでなく、PlayStation 5や4、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switchなどにも対応する。


直径40mmのネオジムマグネットドライバーを備えた「ROG Strix Go Core Moonlight White」

 Go Coreは密閉型のヘッドセットで、40mmと比較的大きな「ASUS Essenceドライバー」を採用し、重量感のあるサウンド体験できる。本体重量は約252gと軽いので、頭に付けていても疲れにくく、持ち歩きにも便利な重さだろう。

 PC本体とは3.5mmのステレオプラグで接続する。ケーブルは本体から伸びているコードが約125cmの長さがある他、マイク端子/ヘッドセット端子の分岐ケーブルも約138cmある。ノートPCならハウジングから伸びるケーブルで対応できるが、デスクトップPCの場合は端子の位置に応じて分岐ケーブルを使う必要があるかもしれない。ただしその場合でも、ケーブル長の合計は3m近くになるので、取り回しに不自由はしないだろう。

 付属する単一指向性のブームマイクは、左側のハウジングに取り付けられ、取り外しが可能だ。左ハウジングにはボリューム調節ダイヤルとマイクのオン/オフスイッチが配置されている。ダイヤルやスイッチは、左手をハウジングに当てたときに親指で操作しやすい位置にあるので便利だ。

 音質だが、若干軽めで硬質な印象があるものの、低音もほどよく響き、心地よい。左右の広がりに奥行きが感じられるので、ゲーム中でも敵の位置を把握しやすい。


付属品の一覧。イヤーカップにROG(Republic of Gamers)のロゴがある

40mmのドライバーを内蔵する。メッシュ部分にもROGのロゴをプリントしている

左ハウジングに用意されているマイクのオン/オフスイッチとボリューム調整ダイヤル

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