「Arlo Essential」を使って今時のホームセキュリティを考える(2/4 ページ)
今やドライブレコーダーの装備は当たり前となったが、自宅時間が増える中で、「ホームセキュリティ」を意識する機会も多くなった。Arloの屋内用カメラで、そのあたりのことを考えてみた。
屋内監視カメラと見守りカメラ
ホームセキュリティカメラを、屋内に設置することのメリットは多い。
まずは屋外に比べ、設置が非常に楽と言うことが挙げられる。屋外に設置する場合には風雨や直射日光など、屋内に比べて厳しい環境に24時間さらされることになる。また、連続稼働のための電力の供給、ネットワークへの接続方法なども考えなければならない。さらにはカメラ自身の盗難や破壊に対する対策も必要だ。
一方、屋内設置の場合はこれらの懸念はほぼ解決する。電力はコンセントから取ればよいし、ネットワークにしても接続は簡単だ。屋内にあるので、通りすがりのいたずらでカメラ自身が盗難/破壊されることもない。
ホームセキュリティカメラは、防犯以外の目的でも活用できる。例えば、保育園などで保護者が園児たちの様子を見られるように設置しているもの、不在中のペットの様子を見守るためのもの、子どもだけが家にいるときに安全確認用に設置するものなど、いわゆる「見守りカメラ」と呼ばれるものがそれだ。
さらに、ライフスタイルに合わせてそれらを切り替えて使いたい場合もある。家族全員が不在の日中は「監視カメラ」、子どもが学校から帰ってきたら見守りカメラ、みんなが自宅にいるときはオフ、消灯したら監視カメラ、といった使い方だ。
もし、屋内のホームセキュリティカメラを監視カメラ/見守りカメラの両方として利用するなら、以下のような観点で製品を選ぶとよいだろう。
【共通ポイント】
- カメラ/録画解像度は十分か
- 連続撮影時間は十分か
- 保存期間を過ぎた映像は自動的に削除され、容量不足とならないような仕組みがあるか
- ネットワークインタフェースは必要なものが用意されているか
- スマートフォンなどで遠隔からの確認が可能か
- 夜間撮影に対応しているか
- 監視カメラ/見守りカメラを簡単に切り替えることができるか
【監視カメラとしてのポイント】
- 不審な動きなどを検知したらアラートを発報することができるか
- カメラ自身が破壊/盗難されても映像が残るか
【見守りカメラとしてのポイント】
- スピーカー/マイクを備え、双方向コミュニケーションが可能か
- プライバシーを守るため、不用意な撮影を行わない仕組みがあるか
今回紹介するArlo Essential 屋内用カメラは、これらのポイントを全て満たす屋内ホームセキュリティカメラだ。
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