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家族で使える壁掛けスマートディスプレイ Amazon製品担当者が語る「Echo Show 15」(1/2 ページ)

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 アマゾンジャパンは3月30日、15.6型スマートディスプレイ「Echo Show 15」の製品説明会を開催した。米AmazonでAlexaデバイス担当のバイスプレジデントを務めるネディム・フレスコ(Nedim Fresco)氏がオンラインで参加し、Echo Show 15のコンセプトを紹介した。


4月7日から日本で販売が始まる「Echo Show 15」

説明会に登壇したネディム・フレスコ氏(写真提供:Amazon)

家族の連絡板になるスマートディスプレイ

 Echo Show 15は、Echo Showシリーズでは最大となる15.6型液晶ディスプレイを搭載している。家族共有のメモボードや伝言板として使えるように設計されており、他のEcho Showシリーズとはユーザーインタフェース(UI)のデザインが若干異なる。

 家族で共有できるカレンダー機能や、買い物リスト、伝言メモなどの「Alexa Widget」を表示する領域が多く取られている。ちょっとした伝言メモなどの機能を取り込んだスマートディスプレイと考えると分かりやすいだろう。

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家族での利用を想定して、Echo Show 15のホーム画面ではデジタル伝言メモ(付箋)やAlexa Widgetを表示できる領域を確保している。画像のように縦向き表示にも対応している

他のEcho Showと見比べると、ホーム画面に違いがあることが良く分かる(画像はEcho Show 8)

 設置方法は壁掛けとスタンドの2種類から選べる。本体には壁掛け用の金具(木ネジでの固定式)が付属している。

 画面は横向きはもちろん、縦向きにも対応している。好みに合わせて向きを変えられるのは良いことだ。他のEcho Showシリーズと同様に、バッテリーは内蔵しておらず、ACアダプターからの給電で動作する。


電源はACアダプターから取るようになっている。ケーブル長が足りない場合は、1.8mの純正延長コードも別売で用意されている

 本体には約500万画素のカメラを備えている。カメラや音声による個人識別にも対応しており、家族のそれぞれにあわせた情報を表示できる。例えばカレンダー機能では、画面の前にいる人を認識して、家族の共有カレンダーと個人のカレンダーの両方の予定を表示できる。「Amazon Photos」の写真やToDoリスト(買い物メモ)などの情報も、利用しているユーザーに合わせて表示を切り替えられる。

 この他、画面表示ではAlexaに対応するネットワークカメラから送られてくる映像をピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)で表示することも可能だ。赤ちゃんやペットの見守りカメラなどの映像を、画面内に表示し続けるといった使い方もできる。


Alexa対応のネットワークカメラから送られてくる映像をホーム画面にPIPとして表示することも可能だ
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