壁掛けで使うスマートディスプレイ「Echo Show 15」をセットアップして分かったこと:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(1/4 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はついに国内にも登場した壁掛けスマートディスプレイ「Echo Show 15」と、周辺デバイスをセットアップした。
Amazonの「Echo Show 15」は、フォトフレーム型のスマートディスプレイだ。15.6型というノートPCのディスプレイ並みの画面サイズは史上最大で、なおかつ壁掛けに対応するモデルはEcho Showシリーズ初となる。メーカーから機材を借用したので、まずは本製品の設置プロセスをチェックした後、セットアップまでの工程を紹介する。
→【後編】壁掛け対応スマートディスプレイ「Echo Show 15」を試して分かった際立つ個性
Echo Showシリーズ初の壁掛け対応 見た目は完全に額縁
Echo Show 15の本体をパッケージから取り出してまず驚くのは、ボディーの大きさと厚みだ。画面サイズは15.6型ということで、一般的なノートPCやモバイルディスプレイ並みなのだが、持ち歩きを想定したデバイスではないため、かなりの厚み(約35mm)がある。スタンドなしでも自立可能と言えば、どれだけ厚いか分かってもらえるだろう。重量も約2.2kgとかなりのヘビー級だ。
外見のデザインは、ディスプレイというよりも額縁を模してデザインされている。これは壁掛けでの設置を想定したもので、本製品を知らない人からすると、本物の額縁だと勘違いしてもおかしくない。フレームの左上にある5メガピクセルのカメラで、かろうじて普通の額縁ではないことが分かるくらいだ。
ちなみに、この本体の左上にはカメラだけでなく、音量ボタンやカメラおよびマイクのオン/オフボタン、さらにカメラカバーを開閉するスライドスイッチが搭載されている。背面は、電源ジャックとメンテナンス用と思われるUSBポートがあるのを除くと、ボタンなどは一切ない。
なお背面の左右、斜めにカットされた面にはスピーカーが配置されており、音が斜め後ろに出るようになっている。これは、音を壁に跳ね返らせることを前提とした設計だと考えられる。次回の活用編で詳しく考察する。
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