VESA、DisplayPort UHBRをサポートする最初のビデオソースとディスプレイデバイスの認定を完了
Video Electronics Standards Association(VESA)は5月9日(現地時間)、DisplayPort UHBR(Ultra-high Bit Rate)をサポートする最初のビデオソースおよびディスプレイデバイスが、DisplayPort UHBR認定プログラムによる認定を完了したと発表した。
Video Electronics Standards Association(VESA)は5月9日(現地時間)、DisplayPort UHBR(Ultra-high Bit Rate)をサポートする最初のビデオソースおよびディスプレイデバイスが、DisplayPort UHBR認定プログラムによる認定を完了したと発表した。
2月に認証プログラムを開始
DisplayPort UHBRは、DisplayPort 2.0で規定された高速なデータリンクレートで、非圧縮の8K/60Hz/HDR、4K/240Hz/HDR、2台の4K/120Hz/HDR、4台の4K/60Hz/HDRディスプレイなど、さまざまなユースケースを1本のケーブルでサポートできるとしている。
VESAはこのDisplayPort UHBR認定プログラムを2月28日に発表し、複数のビデオソースやディスプレイデバイスが認定プログラムのテスト中だとしていた。今回、AMDのRyzen 6000シリーズの他、MediaTek、Realtekのビデオソースおよびディスプレイデバイスが認定されており、さらに多くのメーカーの製品が認証テスト中とのことだ。
なお、DisplayPort UHBR対応製品を利用するには、ケーブルもDisplayPort UHBR認定品を使う必要があるが、こちらはDisplayPort UHBR認定プログラムと同時に発表されており、既にいくつかは市販されている。
DisplayPort UHBRに対応するDP40/DP80 UHBRケーブル。DP40は最大40Gbps(10Gbps/4レーン)、DP80は最大80Gbps(20Gbps/4レーン)のスループットに対応する
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