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MicrosoftがEdgeブラウザとXbox Cloud Gamingの統合を発表 PCでのゲーム体験を強化

Microsoftがプレス向けのバーチャルブリーフィング「What's Next for Gaming」にて、Microsoft Edgeとクラウドゲームサービス「Xbox Cloud Gaming」の統合を発表した。

 米Microsoftは6月9日(現地時間)、PC版のMicrosoft EdgeとXbox Cloud Gamingの統合を発表した。この他、ゲーマー向けの機能も含め、近日中に実装される予定だ。

 Microsoft EdgeとXbox Cloud Gamingの統合は、Microsoftが2022年6月12日に開催する「Xbox & Bethesda Games Showcase 2022」に向けて開催したプレス向けのバーチャルブリーフィング「What's Next for Gaming」の中で明らかにしたもの。


「Xbox is Building the Gaming Platform for the Next 20 Years」

 具体的には、Edgeに「Games」メニューが追加され、「Microsoft Solitaire」「Atari Asteroids」「Microsoft Jewel」などの人気無料ゲームにアクセスできるようになる他、ゲームに関連したニュースや攻略ガイド、ゲームタイトルのリリーススケジュール一覧といった情報や、ゲームのプレイ履歴や関連コンテンツなどが1カ所にまとめられたゲーミングタブ(Gaming New Tab)が提供される。

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 「Efficiency Mode」(効率化モード)では、PCゲームを起動した際に自動的にブラウザのリソースを解放し、Windows 11/10でゲームパフォーマンスを向上させるという。


Windows 11 Insiderではゲーミング体験を強化するテストが行われている

 この他、既にWindows 11 Insider向けに提供されているが、Windows 11のXboxゲームバーが新たに「コントローラーバー」としてリリースされる。Xboxゲームバーの機能に加え、Xboxアプリを含め、頻繁に利用するゲームをボタン1つで起動可能になるなど機能強化が行われている。

 また、Windows 11 Insiderプログラムでは、ウィンドウモードでプレイできるゲームに対する最適化処理もテストされている。ウィンドウモード特有の遅延が大幅に軽減され、オートHDRや可変リフレッシュレートなどがウィンドウモードでも利用可能になるなど、Windows 11でのゲーム体験強化に取り組んでいるとしている。

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