動画に資料閲覧に「ちょうどいい」 3.7万円のAndroidタブレット「OPPO Pad Air」を試す(1/4 ページ)
オウガ・ジャパン(OPPO Japan)が日本市場に初めて投入したAndroidタブレット「OPPO Pad Air」は、実売価格が約3万78000円と比較的手頃な価格となっている。その使い勝手はいかほどのものか、実際に使ってみよう。
オウガ・ジャパン(OPPO Japan)が9月30日、Wi-Fi(無線LAN)専用Androidタブレット「OPPO Pad Air」を発売した。税込みの実売価格は3万7800円前後と比較的手頃ながら、薄型/軽量かつスペックも高めなことが特徴だ。
この記事では、そんなOPPO Pad Airをじっくりレビューしていく。
「Air」と称するも「mini」を感じる
OPPO Pad Airのサイズは約245.1(幅)×154.8(高さ)×6.9(厚さ)mmで、重さは約440g。ディスプレイは10.3型IPS液晶で、解像度は2000×1200ピクセル(アスペクト比5:3)だ。サイズ的には膝の上に置いてWebサイトやドキュメントを閲覧したり、テーブルの上に置いて動画を鑑賞したりするのにピッタリである。
「OPPO Pad Air」というネーミングからは、どうしてもAppleの「iPad Air」を想起してしまう。実際、サイズ感はiPad Airのそれに近いため、意識して設計されたのだろうなと思う。
しかし、実際に持ち歩いてみると、その使い勝手は「iPad mini」に近いように思う。iPad Airよりも横幅が小さい分、持ち運びやすいからだ。
iPad Airは10.9型でアスペクト比が約4:3のディスプレイを使っている。一方、OPPO Pad Airのディスプレイは10.3型でアスペクト比が5:3なので、iPad Airと比べるとやや小さく、より縦長となっている。加えて、ボディーの短辺(縦方向に持った際の横幅)はiPad Airと比べて約23.7mm、長辺も約2.5mmほど短くなっている。地味ながらも、これらの要素が持ち運びの際に思った以上のプラスになるのだ。
アスペクト比からも分かる通り、OPPO Pad Airは縦方向に持つと“縦長感”が強い。このことはメリットであると同時にデメリットでもあるのだが、動画再生、資料閲覧やWebブラウジングのような「ビューア」として使う分には不自由を感じない。
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