MicrosoftがWindows 11/10向け11月の更新プログラムを提供開始 LG Displayが伸縮する高解像度ディスプレイを発表:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。まとめてチェックしましょう!
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Windows 11/10向けの11月の更新プログラム提供開始
Microsoftは11月8日(現地時間)、Windows 11およびWindows 10向けに「B」リリースと呼ばれる月例セキュリティ更新プログラムの配信を開始した。
Windows 11 22H2向けは「KB5019980」、Windows 11 21H2は「KB5019961」、Windows 10 20H2/21H1/21H2は「KB5019959」、Windows 10 1809は「KB5019966」となる。
本更新プログラムでは、CVE番号ベースで65件の脆弱(ぜいじゃく)性に対応する。そのうち、以下の10件は深刻度が「Critical(緊急)」となっている。
- CVE-2022-41044:Windows Point-to-Point トンネリング プロトコルのリモートでコードが実行される脆弱性
- CVE-2022-41118:Windowsスクリプト言語のリモートでコードが実行される脆弱性
- CVE-2022-38015:Windows Hyper-Vのサービス拒否の脆弱性
- CVE-2022-37966:Windows Kerberos RC4-HMACの特権の昇格の脆弱性
- CVE-2022-41088:Windows Point-to-Point トンネリング プロトコルのリモートでコードが実行される脆弱性
- CVE-2022-41039:Windows Point-to-Point トンネリング プロトコルのリモートでコードが実行される脆弱性
- CVE-2022-41128:Windows スクリプト言語のリモートでコードが実行される脆弱性
- CVE-2022-37967:Windows Kerberosの特権の昇格の脆弱性
- CVE-2022-39327:GitHubが採番した「Azure CLI」の脆弱性
- CVE-2022-41080:Microsoft Exchange Server の特権の昇格の脆弱性
また、Windows 11向けでは、10月末にリリースされた「KB5018483」(21H2向け)と「KB5018496」(22H2向け)の機能改善を含む他、22H2向けではエクスプローラーでフォルダーのローカライズに失敗する問題に対応している。
「Windows 10 21H1」、12月13日でサポート終了
Microsoftは11月8日(現地時間)、Windows 10 バージョン21H1のサポートを2022年12月13日に終了すると改めて告知した。12月13日にリリースされる月例セキュリティ更新プログラムが、このバージョンが受け取る最後の更新プログラムになるとしている。
サポート終了に伴い、デバイス保護と生産性維持の観点から、Windows 10 21H1のHomeおよびドメインに参加していないProエディションでは、機能更新プログラムの自動アップデートを開始するとのことだ。
これにより、月例アップデートを受けられるようになるとしているので、Windows 10 22H2へのアップデートが行われるようだ。なお、Windows 11 22H2にもアップグレードできるとしている。
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