連載
モバイルディスプレイの必需品! ノートPCスタンドを兼ねた「WING BINDER」でビデオ会議の目線も自然に:モバイルディスプレイの道(番外編)(2/2 ページ)
モバイルディスプレイを活用するためのスタンド「WING BINDER」が、クラウドファンディングサービス「machi-ya」で展開中だ。NECパーソナルコンピュータと、フィラメントがタッグを組んだ製品を実際に試してみた。
一部のユーザーには間違いなく刺さる製品
ノートPCの上部にモバイルディスプレイを配置するには、これまでであれば背後に台を置いたり、あるいはディスプレイアームやタブレットアームを使ったりするしかなかった。本製品は、こういった用途に手軽に使えるので、一部のユーザーには間違いなく刺さる製品だろう。
今回試用したのはアクリル素材を用いた特別版(実測で290g)ということで、高級感がある反面やや重量があるが、MDF素材を用いた通常版は公称150gとほぼ半分、スマホ1台分に満たない重さなので、持ち歩きも容易だ。アクリルにありがちな、硬すぎてノートPCやモバイルディスプレイを傷つけてしまう問題もない。
とはいえ、例えMDFであっても、持ち歩く時はモバイルディスプレイの画面側に重ねるのではなく、せめて背面側に重ねるか、もしくはノートPC用のキャリングケースに入れるなど、傷を付けないための配慮が必要だ。そこが唯一の注意点だろう。
advertisement
今回、NECパーソナルコンピュータによってクラウドファンディングによる資金調達が行われているこの製品、予定実売価格は税込み3900円だが、今回のクラウドファンディングではさらに割安で入手できるようだ。4月いっぱいは申し込めるようなので、気になる人は早めにチェックすることをお勧めしておく。
関連記事
2基のUSB Type-Cポートでパススルー給電にも対応! レノボの「ThinkVision M15」を試して分かったこと
レノボ・ジャパンの15.6型モバイルディスプレイ「ThinkVision M15」は、2基のUSB Type-Cポートによるパススルー給電に対応するなど多機能なモデルだ。USB Type-Cケーブル1本で接続可能な軽量14型モバイル液晶「ThinkVision M14」を試す
デスクワークの作業効率化に欠かせないのが、マルチディスプレイ環境だ。従来はオフィスでの利用を前提に、一般的な外付けディスプレイを組み合わせる事例が多かったが、近年はモバイルタイプのサブディスプレイをノートPCと組み合わせ、外出先で使う事例も増えつつある。モバイルディスプレイにもなる13型Androidタブレット「Yoga Tab 13」の実用性をチェックした
レノボ・ジャパンの「Yoga Tab 13」は、HDMI入力でモバイルディスプレイとしても使える大画面のAndroidタブレットだ。ユニークな立ち位置にあるモデルをチェックした。無線ディスプレイとしても使える12.6型Androidタブレット「Lenovo Tab P12 Pro」の実用性をチェックした
レノボ・ジャパンの「Lenovo Tab P12 Pro」は、高性能タブレットとしてだけでなく、ワイヤレスのモバイルディスプレイとしても使える大画面のAndroidタブレットだ。ユニークな機能をチェックした。Lenovoがアスペクト比16:10のモバイルディスプレイ「ThinkVision M14d」を披露 8月発売予定
Lenovoが、8月に新型モバイルディスプレイを発売する。USB Type-C(DisplayPort Alternate Mode)接続の14型ディスプレイとしては初めてアスペクト比16:10の液晶パネルを採用したことが特徴で、USB PD電源のパススルー給電など既存製品のメリットはしっかりと継承している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.