超静音かつ省電力でオフィスワークに適したミニPC「THIRDWAVE Pro HG5023」を試す(1/3 ページ)
超小型ながら快適なパフォーマンスと高い静音性を備えている「THIRDWAVE Pro HG」シリーズのパフォーマンスをレビューする。
ドスパラプラスのラインアップに加わった「THIRDWAVE Pro HG」シリーズは、法人向けの省スペースデスクトップPCだ。高さ155mm、容積が約1.92Lのコンパクトなボディーに第12世代CoreプロセッサとNOCTUAのCPUクーラーを搭載することで、超小型ながら快適なパフォーマンスと高い静音性を備えている。
ラインアップはCPUの違いで4種類あり、それぞれメモリとストレージはBTOでカスタマイズできる。今回はCore i5-12400を搭載した「THIRDWAVE Pro HG5023」の標準構成モデルを評価機としてレビューする。
小さくても機能は充実
ボディーのサイズは約155(幅)×155(奥行き)×80(高さ)mmで、重量は約1.35kgと小型軽量なマシンだ。電源は内蔵しておらず、付属する120WのACアダプターで駆動する。サイズはやや大柄だ。
小型でありながらインタフェースは豊富で、USBポートは9基(2基はUSB Type-C)を備えている。前面のUSB Type-Cは20Gbps(USB 3.2 Gen 2x2)の高速転送に対応する。
画面出力はHDMI、DisplayPort、USB Type-C(DisplayPort Alternate Mode)、D-Sub 15ピン(アナログRGB)を装備し、4系統の同時出力が可能だ。マルチディスプレイ環境もスマートに構築できるだろう。
通信機能は1000BASE-T対応の有線LAN、Wi-Fi 6E対応の無線LAN、Bluetooth 5.3を標準装備している。付属の無線通信用アンテナを背面に装着して利用できる。
背面に無線通信(Wi-Fi 6E対応の無線LAN、Bluetooth 5.3)用のアンテナを装着できる。背面のUSB Type-Cは、USB 3.2 Gen 2対応で、DisplayPort Alternate Modeの画面出力に対応する。この他、DisplayPort、HDMI、アナログRGB(D-Sub15ピン)も備えており、画面は4系統同時出力が可能だ。
続いて、内部スペックをチェックしよう。
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